先日大阪に見に行ったお芝居の感想です。
今回のお芝居は、『カレッジオブザウインド』という作品で、キャラメルボックスの初期の名作といわれていて、私のとって思い入れのある作品です。
というのも、この作品はキャラメルボックスの作品の中で一番最初に好きになった作品で、初めてビデオを見たときは号泣して、しばらくTVの前から動くことができなかったくらい感動したんですよ。
それほど私にとってど真ん中に響く作品です。
以下、HPからあらすじのコピペ
8月、大学生の高梨ほしみは、家族6人でキャンプに出かける。それは、年に一度の家族の行事。ところが、キャンプ場に向かう途中で事故が起こり、家族全員を失ってしまう。ほしみだけは軽傷で済んだが、直ちに病院へ運ばれる。すると、亡くなったはずの家族もついてくる。その姿は、ほしみにしか見えない。なぜなら、彼らは幽霊だから。バラバラだった家族が、ほしみを見守ることで一つになる。しかし、いつかは別れなければならない。ほしみが家族と過ごす、最後の夏……。
で、感想なんですが・・・
まず、この芝居を生で観ることができてよかった。
やっぱりこの作品は私にとって別格。
物語の作り方というか構成がすきというのもあるんですが、とにかく言葉の一つ一つが染み入ってくる。
やっぱり家族ものには弱いなぁ。
でも、家族ものだけじゃない。
主人公の一人の鉄平の台詞。
『男の嫉妬はみっともない。そんなことはわかってる!!』
もうね。
この台詞と、バックで流れてる音楽を思い出すだけで身震いがします。
自分を選んだと思っていた女性に裏切られた(本当はそう思い込んでいるだけなんですがw)男性の苦しみをよく表現していると思います。
カレッジは今回で3度目の公演ですが、今までのカレッジでは看板役者の一人である西川さんが鉄平を演じていました。
そして、嫉妬する相手役に、初演が上川さん、再演が劇団M.O.P.の木下政治さん。
つまりどういうことかというと
嫉妬役のほうが格好いいんですよ(爆
でも今回は、それが逆になっています。
見た目が格好いい男が、奥さんが弟のように慕っている同僚の男に嫉妬するという感じですね。
今回のシュチエーションのほうが、嫉妬の感じがよく出て好きでした。
ただし、演技は西川さんのほうが私好みでしたが(爆
演技といえば、今回、最も注目すべきは、ほしみ役を演じた高部あいちゃん。
今回初舞台で、18歳の女の子。
今までほしみ役を演じてきた女優の中で一番ほしみの実年齢に近いですね。
そういう意味ではよかったかもしれません。
でもね。
あえていいます。
私には、もう一歩響かなかった。
よく演じてるとは思います。
初舞台であれだけできればたいしたものです。
事実、キャラメルボックスの劇団員もそういう風に言っているようです。
でもね。
カレッジのほしみが、『たいしたもの』で終わっちゃ駄目じゃないの?
そんな安いものじゃないでしょ?
ほしみって。
体が壊れるくらいの必死さ。
のどがかれるくらいの一生懸命さ。
こういうのがもう一歩ほしかった。
なんだかセーブしているのが見えたっていうか、はじけ方がたりないっていうか・・・
単純に声量が足りてないのかもしれないですね。
ともかく、そこが残念で仕方ありません。
初舞台が何?
18歳が何?
お客様はお金を支払って、この舞台を見に来ているんですよ。
言い訳じみた言い方をしちゃ駄目だと思います。
きっと、演じたのがカレッジだったのがいけないんだよなぁ。
これが去年の雨~みたいにはじめての作品ならよかったんだと思うんですよ。
カレッジはキャラメルファンにとっても思い入れがありすぎますからね・・・
もう一度。
もう一度、もっと成長した高部さんで、この舞台が観たいと思いました。
数年後3度目の再演を楽しみにしています。
最後に。
前説のKプロデューサさん。
ちょっとダイエットしたほうがいいと思いますよ?
マジで。
お客様の前に立つ人間として、あのおなかはまずいでしょ~
時間がないのはわかりますけどね・・・
ということで、ここはぜひ
ビリーですよ!!(またか
今回のお芝居は、『カレッジオブザウインド』という作品で、キャラメルボックスの初期の名作といわれていて、私のとって思い入れのある作品です。
というのも、この作品はキャラメルボックスの作品の中で一番最初に好きになった作品で、初めてビデオを見たときは号泣して、しばらくTVの前から動くことができなかったくらい感動したんですよ。
それほど私にとってど真ん中に響く作品です。
以下、HPからあらすじのコピペ
8月、大学生の高梨ほしみは、家族6人でキャンプに出かける。それは、年に一度の家族の行事。ところが、キャンプ場に向かう途中で事故が起こり、家族全員を失ってしまう。ほしみだけは軽傷で済んだが、直ちに病院へ運ばれる。すると、亡くなったはずの家族もついてくる。その姿は、ほしみにしか見えない。なぜなら、彼らは幽霊だから。バラバラだった家族が、ほしみを見守ることで一つになる。しかし、いつかは別れなければならない。ほしみが家族と過ごす、最後の夏……。
で、感想なんですが・・・
まず、この芝居を生で観ることができてよかった。
やっぱりこの作品は私にとって別格。
物語の作り方というか構成がすきというのもあるんですが、とにかく言葉の一つ一つが染み入ってくる。
やっぱり家族ものには弱いなぁ。
でも、家族ものだけじゃない。
主人公の一人の鉄平の台詞。
『男の嫉妬はみっともない。そんなことはわかってる!!』
もうね。
この台詞と、バックで流れてる音楽を思い出すだけで身震いがします。
自分を選んだと思っていた女性に裏切られた(本当はそう思い込んでいるだけなんですがw)男性の苦しみをよく表現していると思います。
カレッジは今回で3度目の公演ですが、今までのカレッジでは看板役者の一人である西川さんが鉄平を演じていました。
そして、嫉妬する相手役に、初演が上川さん、再演が劇団M.O.P.の木下政治さん。
つまりどういうことかというと
嫉妬役のほうが格好いいんですよ(爆
でも今回は、それが逆になっています。
見た目が格好いい男が、奥さんが弟のように慕っている同僚の男に嫉妬するという感じですね。
今回のシュチエーションのほうが、嫉妬の感じがよく出て好きでした。
ただし、演技は西川さんのほうが私好みでしたが(爆
演技といえば、今回、最も注目すべきは、ほしみ役を演じた高部あいちゃん。
今回初舞台で、18歳の女の子。
今までほしみ役を演じてきた女優の中で一番ほしみの実年齢に近いですね。
そういう意味ではよかったかもしれません。
でもね。
あえていいます。
私には、もう一歩響かなかった。
よく演じてるとは思います。
初舞台であれだけできればたいしたものです。
事実、キャラメルボックスの劇団員もそういう風に言っているようです。
でもね。
カレッジのほしみが、『たいしたもの』で終わっちゃ駄目じゃないの?
そんな安いものじゃないでしょ?
ほしみって。
体が壊れるくらいの必死さ。
のどがかれるくらいの一生懸命さ。
こういうのがもう一歩ほしかった。
なんだかセーブしているのが見えたっていうか、はじけ方がたりないっていうか・・・
単純に声量が足りてないのかもしれないですね。
ともかく、そこが残念で仕方ありません。
初舞台が何?
18歳が何?
お客様はお金を支払って、この舞台を見に来ているんですよ。
言い訳じみた言い方をしちゃ駄目だと思います。
きっと、演じたのがカレッジだったのがいけないんだよなぁ。
これが去年の雨~みたいにはじめての作品ならよかったんだと思うんですよ。
カレッジはキャラメルファンにとっても思い入れがありすぎますからね・・・
もう一度。
もう一度、もっと成長した高部さんで、この舞台が観たいと思いました。
数年後3度目の再演を楽しみにしています。
最後に。
前説のKプロデューサさん。
ちょっとダイエットしたほうがいいと思いますよ?
マジで。
お客様の前に立つ人間として、あのおなかはまずいでしょ~
時間がないのはわかりますけどね・・・
ということで、ここはぜひ
ビリーですよ!!(またか