甲岩からの景色。
見逃すべからず!?
10月26日は福島市から見て西側の奥羽山脈ではなく東側の阿武隈山地。
福島県伊達市の霊山(リョウゼン)に登ってきました。
紅葉時期は広い駐車場が早い時間から満車になって路駐の長い列。
しかもこの日は「霊山紅葉まつり」の初日で9時から先着200名様にバッジプレゼント。
自宅から登山口までは約30kmで1時間もかかりませんが
混雑すると思って余裕を持って7時に出発。
国道115号線を東へ!
山間部に入ると濃霧ながらも時々日が差し込み光芒が現れて・・・
撮りたくとも車を止められず (T_T)
・・・
行合道から主要地方道31号浪江国見線に左折して急な坂道を上り
りょうぜん紅彩館を通り過ぎてもまだ路駐の車が見当たらない。
8時よりもだいぶ前に霊山登山口駐車場に到着して余裕の駐車♪
バッジの配布までは時間がたっぷりあるのでノンビリ準備。
雲は何処に行った?
日曜日の連続快晴は何日続くんでしょう・・・
霊山は新日本百名山・日本百低山・東北百名山・うつくしま百名山に選ばれています。
(毎回、同じ様な事書いているような気もしますが一応)
そういえば今年の「山と渓谷10月号」の特集「日本全国紅葉百選」
東北20選・・・福島県では一切経山と安達太良山と背戸峨廊とともに選ばれていました。
案内板。
ここには登山マップも置いてあるので初めての方は頂いた方がいいかも。
9時前に短い挨拶があり、その後にバッジ配布。
一番前に並んでいたのに父親に割り込まれて二番目に・・・別にいいけれど。
新聞記者さんのカメラのフラッシュを浴びて・・・
(残念ながら新聞の写真には登場できませんでした)
霊山登山口(標高530m)出発 9:02
登り始めの時点では蔦などは色付いていましたが
全体的には緑の木々の方が多い感じでした。
・・・が、上を眺めれば錦霞渓下部の紅葉。
鍛冶小屋岩を過ぎた辺りから
登山道の紅葉も徐々に色付きが良くなってきました。
霊山の大展望を味わいたいのであれば岩の上からがよろしく、今回は宝寿台に立ち寄ります。
途中で角度が変わる二本のハシゴ。
順番を待ってそのハシゴの一方に取り付き
宝寿台 9:27
登山口までの道中の様子から、雲海に浮かぶ山々というのを想像していたんですが
だいぶ雲というか霧が消えてしまったようです。
南側の眺め。
建設中の霊山福島道路の向こうにいろいろ見えるけれども今回は触れません。
霊山新緑登山の時とは違って静かな霊山こどもの村。
安達太良連峰と吾妻連峰が珍しく?あまり霞むことなくクッキリ♪
宝寿台から慎重にハシゴを下って登山道に復帰。
この日の19時前に放送されたNHK福島のニュースの映像から。
こんな風に、この人が照れながら撮っていたのは・・・
(照れてるついでにボカシ入れました)
もちろんカエデ。
「このカエデ綺麗ですね。撮っているところを撮っても宜しいですか?」とテレビカメラマンさんに (^^ゞ
「自然な表情で」とも言われましたが・・・私には無理です。
そういえば一昨年の吾妻山山開きの時にもそんなこと言われて同じ様な表情で写っていたっけ・・・
次の見下し岩には足下注意の看板はあれどもハシゴなど上る必要はなく、簡単に展望を楽しむ事ができます。
日暮岩入口分岐 9:45
岩場に咲いていた終わりかけのキク科の花。
登りが一段落して平坦になると
国司沢の道標がある展望地 9:53
霊山の定番写真を撮る方が大勢いるなか、何時ものように甲岩へ向かうためにメインルートを逸れるんです。
既に散ってしまったウリハダカエデの鮮やかな赤い葉が敷き詰められたステキな急坂をハアハア・・・暑い!
途中、天狗の相撲場へと下る道を分けてほんのちょこっと登れば
甲岩 10:00
モッタイナイ事にまだ誰もいない!
国司沢の岩峰群を見下ろす。
安達太良連峰に・・・
これからの時期お世話になるかも?ならないかも?
福島盆地を挟んだ手前は千貫森や女神山や天井山。
磐梯吾妻スカイラインは11月15日の17時から4月上旬まで冬季通行止め。
吾妻連峰・・・吾妻小富士でさえも冬の間は遠い山に。
那須岳は肉眼では見えたけれども写っていないなあ~
続きます。