手を伸ばせば触れるぐらいに♪
秋化粧の魔女の瞳(2014.9.21)
「その1 浄土平湿原から」「その2 一切経山」「その3 映す瞳」
「その4 家形山の山頂標識は何処?」「その5 家形山」「その6 再びの一切経山越え」の続きです。
一切経山から下ってきて酸ヶ平避難小屋を通過。
酸ヶ平分岐 14:05
浄土平に下山ではなくて、鎌沼方面へ。
酸ヶ平湿原の草紅葉と前大巓。
池塘の水は少なく、特に一番大きな池塘は乾燥・・・という事は
鎌沼 14:10
あれ?
また会いました (^^ゞ
休憩適地のこの畔には、ちゃんと見てみたかった・・・
マクロレンズがザックの中に入っていたのに雲行きが心配でレンズ交換せず。
よって失敗写真ばかりで、これしか載せられる写真がありません (T_T)
吾妻連峰の東部にしか生育していない
吾妻山の固有種のアヅマホシクサ(吾妻星草)・・・アズマホシクサ?
夏季は水中にあっても秋に干上がるような環境に群生する一年草。
鎌沼付近にあり、細い花茎上に小花をつける。
「磐梯朝日国立公園パークガイド 浄土平・裏磐梯」より。
その花期は8月下旬から9月中旬ぐらいのようなので、花を見るには少々遅かったようです。
見た目はとても背丈が低いただの草。
絶滅危惧種なので踏まないように休憩する際は気をつけて!
小さなアヅマホシクサから目線をあげると
鎌沼を舞台に光の演出が始まっていました。
水面がキラキラし始めた後の光芒(薄明光線)♪
お次は何が出るか・・・
カルガモが2羽だけ寄ってきて
岸に沢山打ち寄せられているのは、もしかするとアヅマホシクサの種かもしれません。
ISO感度を上げてシャッタースピードを速くしないと頭がブレまくり (-_-;)
エサにまみれながら音を立てて激しくついばみ始めました。
お食事の邪魔になるので
鎌沼出発 14:30
今年、東吾妻山には登りませんでした。
鎌沼西岸にはエゾリンドウが其処彼処に。
そしてもう羽虫はいないと思いきや・・・何故?
トンボが麓に下ってしまったから?
姥ヶ原への分岐 14:43
今年はなんだかんだで姥神石像を訪れませんでした。
このまま木段を登らないで鎌沼南岸へ。
ナナカマドはもう少しですがミネザクラの色付きが燃えるような赤!
環境の厳しさゆえのテーブル状樹形。
ネバリノギランのオレンジ色。
クロマメノキ。
ミネカエデを映す。
ここで鎌沼とお別れ。
木道沿いにはチングルマの紅葉。
(写真はあまりにもゴチャゴチャしてしまったので載せません)
分岐 15:10
姥ヶ原からの木道を合わせ、後は蓬莱山の南側中腹を通って浄土平へ。
この先が何時も早くに紅葉する場所なんですが
その右手の湿原というか、毎年遅くまで雪が残っている場所。
未だワタスゲの果穂が見えました。
次が最終回です。