一際鮮やか♪
浄土平の紅葉は今頃が最盛期のはずなんですが、今年は早々と色褪せまたは落葉。
でも磐梯吾妻スカイライン沿線の紅葉は見頃・・・
もしかするとこれが今年最後の吾妻山の山行記事になってしまうのかな?
秋化粧の魔女の瞳(2014.9.21)
「その1 浄土平湿原から」「その2 一切経山」「その3 映す瞳」「その4 家形山の山頂標識は何処?」
「その5 家形山」」「その6 再びの一切経山越え」「その7 鎌沼周遊」の続き・・・やっと最終回です。
姥ヶ原の分岐からすぐ、鎌沼から流れ出す沢を渡る場所。
水際の紅葉は一段と鮮やかできれい♪
風下の東側だけに枝を伸ばした旗状偏形樹とともに。
深紅はミネザクラとオオカメノキで黄色はミネカエデ。
赤黒いのは・・・ミネヤナギ?
ナナカマドの色付きは後少しというところでしたがこれで満足。
ここからはスピードアップ!?
東吾妻山を後方に
蓬莱山の紅葉の中へ。
ヤマハハコとリンドウが登山道の両側に。
吾妻小富士と桶沼が見えてきました。
そしてエゾオヤマリンドウ。
ミネカエデの色は黄色から赤色まで様々。
意外な事に駐車場がガラガラ。
マルバシモツケ。
蓬莱山の紅葉というより黄葉の斜面を下っていくと
左手に一切経山大穴火口からの2本の噴気が見えてきます。
樹林帯にはまだアキノキリンソウ?がまだ咲いていました。
分岐で酸ヶ平からの登山道を合わせて
浄土平湿原 15:57
「ただいま!」という感じ。
登山者ポストから浄土平湿原の木道に折れて
振り向けば逆光に輝くススキ野原。
一般公開されている天文台の中では日本で一番高所にある浄土平天文台。
左側、直登コース付近からの噴気は燕沢火口列(1893年火口)のもので昔から。
1893年(明治26年)6月7日の小規模な水蒸気噴火では火口付近で調査中の技師2人が噴石により死亡。
その遭難碑がありますが、直登コースが通行禁止なので近くで手を合わせる事はできません。
時間が時間だから登る方も少なく・・・
写真撮影や休憩込みで約8時間強。
車は素通りトイレに直行!
硫黄平南火口列とラクダ山。
車に戻って山行終了 16:20
このまま車中泊したい気持ちになりましたが
この時期、夜はしっかり寒さ対策をしなければ凍えるぐらい寒いだろうし
次の日は仕事だからしょうがない。
磐梯吾妻スカイラインを高湯温泉方面に下り「あったか湯」へ・・・のつもりでしたが
17時前でも混んでいる (@_@。
タオルは持参していましたが、またの機会にと諦めて帰宅しました。
これでおしまいです。
一切経山は何回も登っている山でこれからも登る山。
今夏、吾妻山防災マップが各戸配布されてからは噴火口の位置を意識するように・・・
吾妻山は平成19年に噴火レベルを導入して以来、現在までレベル1(平常)が続いています。
安心して観光や登山をお楽しみいただけますが、風向きによっては火山ガスへの注意が必要です。
吾妻山火山防災マップより
「自然公園財団浄土平支部」や「気象庁ホームページ・吾妻山」も参考までに。
それにしても蔵王山、ここ数日ニュースや新聞でとりあげられていますが・・・