恩讐を超えて、和解を、、、。、
明治維新を経て、幾つかの戦争、そして戦争を仕掛けられて、
国際裁判という冤罪性の裁判が行われ、
国際敵国条例で日本が唯一の敵国の汚名を着せられました。
この流れは会津藩が朝敵の汚名を着せられた事に似ています。
会津、日新館は中国からの儒学、朱子学を基にしています。
儒教が日本に入ってきたのは、仏教より100年ほど早かったようです。
仏教伝来後、皇帝の後継者争いの北朝南朝時代を経て戦国時代、、そして徳川家康も朱子学を取り入れていたと言います。
儒教、朱子学、、、思想、宗門宗派
表の権力争いその裏では宗教思想の対立があったと思われ
日新館創設時に、日本古来から神道が排除されています。
朱子学は忠臣、忠孝、道徳の実践的思想であり、
封建時代において時の権力者に忠誠を誓うことは、
当然のことでした。
白虎隊士20名は藩主を失い(落城と勘違い)、それ自体が自分たちの行き場がなくなった事であり、生きて敵陣の手に落ちる事自体、藩主に背く事であり主人に義を尽くす自刃を選びました。
自刃は自殺であり、切腹は処刑、権力者に逆らえば命が無かった、
その時代に生きてきた人たちの一択ですが、
先の戦争でも天皇の為、つまり日本の為として特攻隊は選ばれて、或いは志願して自殺に近い形で命を散らしています。また、敵国の捕虜になるよりはと自害を選んだ多くの方達がいます。
生きて辱めを受けてはならないと戒律に近い教えを
80年後の戦争にそのまま受けついでいます。
日本が白虎隊を利用した、とも言えます。
何故、特攻隊は若い人たちだったのでしょうか？
天皇の御為というプロパガンダ、
何か裏の勢力に利用されたのではないだろうかと思うのは、
飛躍しているでしょうか？
飯盛山の白虎隊の墓地の敷地に第二次世界大戦前、
白虎隊の忠臣その精神に感動したという意味の
ドイツとイタリアからの寄贈物があります。
第二次世界大戦で三国同盟国であった日本、ドイツとイタリア、、。儒教精神は
ムッソリーニ、ヒットラーのファシズムに利用されたのではないでしょうか？
西欧の宗教は主にキリスト教ですが、
儒教朱子学の教えのこの白虎隊の自刃に
感動するという感覚は真実でしょうか。
そしてそれを武士道という正義に置き換えています。
日本は武士道ー切腹、自刃ー正義、
この思想を特攻隊に利用し、
愛国心強い若者たち、と誘導し世間に納得させ、
戦争は愛国心であり正義、、というプロパガンダで
戦争に駆り立ています。
白虎隊の忠臣、儒教思想が戦争に利用されたとしたら、、、。
しかも、この二国は国際敵国に認定されてはいません。
世界頂点に立つ支配者の思惑もあったと思われます。
日本がこのような国際敵国にされてしまって居る、末路的状況に追い込またことは
明治維新時に純粋に日本の為にと戦ってきた人たちはどの様な思いでしょうか？
宗教という概念は明治維新後に作られたもの、権力者が権力に利用する為に形付けたものです。そして偶像、人物信仰で大衆を洗脳してきました。
信仰とは、人の言って居る事を仰ぎ見るという事、
日新館大成殿に、儒教の開祖である孔子の像が設置されていました。
会津日新館は全国に先駆けて儒教の教えを基にした講所を開設し、日本に300校も設立されています。いたその事が今の中共の世界覇権一帯一路政策とダブって見えます。
開祖孔子は、
善を伝えたつもりが、勝手に悪用されてしまった、事に
嘆かれて居るのではないでしょうか？
その悪魔の支配する世界を終わらせるには、
勝者によって作られた嘘の歴史を明らかにする事です。
世界が裏から表に変わる、その歴史の狭間で、
日々、その時の運命を感謝で受け止め、
霊性を高めていく事が、
正義が悪魔を凌駕する事になるのではないでしょうか。
2023 7／8
