衆院選の公示まで後、数日だ。
マニフェストをめぐって、まずは政府与党の前回選挙時分の評価。
その評価も、新聞各紙で見る限り、表現が微妙に異なる。
今回の選挙向けマニフェストでは、21世紀臨調が総合評価を発表した。
この発表によると、
自民 60~35点
民主 70~31点
これをどう見て判断すればいいのか。
各支持母体によって評価が極端に異なる。
まあこれは致し方ないだろう。
読売誌におもしろい表現があった。
<しょうゆとプリンを混ぜるとウニの味がする>
連立共通公約で民主・社民・国新のミックスした味を言い当てている。
食材で<カニもどき>の魚類の練り商品がある。
安価でそこそこの見栄えがする代物だが、本物には、見た目と裂いたときの形状が似ているだけで、あとは所詮練り商品だ。
もし、選挙民が反自民を意思表示するとき、足して3で割ったウニの味を期待するだろうか?
民社は単独での政権運営が望ましい。
これが、泡沫ミニ政党の排除に繋がるだろうし、将来の健全な二大政党制に繋がる。
単独では、政権維持はもちろん、立法すらかなわない少数政党は、社会悪、公害、コストの無駄。
いっそのこと、選挙した結果、当選した議員の所属する政党を上位3党を最終的な議員として、4位以下を切り捨てる事で、実質的な議員数の削減を図るなんて事は不可能か?
今日の読売は、見出しで<マニフェスト>と言わず、<政権公約>と表記。
良いことだ。
日本には昔から<公約><選挙公約><政権公約>の日本語が<マニフェスト>なる英国式の言葉に該当するものとして存在していた。
即、外国語をカタカナ語として使用する軽薄な文化は如何なものか?