今週はじめに、「中国海洋民兵船が台灣巡視船に後方から突進し馬乗り」の情報が、複数のwebコンテンツニュース解説仕様のwebコンテンツで知ったのですが、今日その元動画がヒットしましたのでアップします。
この海洋民兵の船は漁船仕立てとは思えませんので、完全な戦闘モード仕様の攻撃船かと想像します。
この想像が的を得てれば、沖縄県石垣市に属する尖閣海域で連日領海侵犯を繰り返す中国公船という名の軍艦仕様の沿岸警備艦の存在がります。
あの沿岸警備艦は、付近で操業する、中国漁船の監視を名目に行っている警察行動という立て付けの根拠に基づいています。
数年前に小笠原海域に退去して押しかけた中国漁船団も中国海上民兵がかなり混在してると言われていましたが、船の外形上は漁船仕様だったと記憶してますから、今回、金門海域で台灣巡視船に襲いかかる高速艇は、明らかに漁船仕様ではなく、衝突して破壊することを目的にした、攻撃船であることは明らかです。
戦前の八路軍、便衣兵、今の海上民兵といい、陽動作戦、遊撃戦で最初の一歩は挑発行動です。
この延長にあるのは、平時なら恫喝、準非常時~非常時なら戦争挑発になるのは必定だろうと考えますが、モードは、完全にその気になって突進してくる状態で、局地戦前夜です。
現在詳細を確認中ですが、美國在台協會・通称台北AITと言われる、台北の大使館と領事館を統合した米国外交公館事務所ですが、今日、蔡政権と中国の台灣武力侵攻への対処で対中戦争準備の協議を始めたという報道がありました。
このニュースが上段トップが海上民兵の襲撃事件が19日にあり、事件では台湾側が実弾射撃で応戦し撃退しましましたが、これで、台湾政府にスイッチがはいり、おそらくそのモードで台米安全保障の実務協議が行われたと推察されます。
いま、南シナ海のフィリッピン寄りの海域には空母セオドア・ルーズベルトが遊弋してることも報じられています。
記憶が正しければ、船名は失念しましたが、さらにもう一隻の米空母が同じく南シナ海を遊弋してるはずです。
情報はすべて断片的な点のような公開情報で、この記事の各セグメントの記載はそのサーマリーを記事にしましたが、所詮は点のような断片情報に過ぎませんが、何かに繋がるような印象をふっしょくできません。
台北AITの正面画像
場所は台北站(站は駅の漢語表記)の北部に建設され昨年オープンした施設・公館で、2つの特徴があり、距離は台北站から地下鉄と公共バス利用して30分程度です。
1.諸外国の大使館同様、警備をするのは海兵隊であり、この台北AITも同様です。
2.画像は正面で建物はすべて米国の施工業者のてで完成した建物は、公開されている画像から、要塞的に雰囲気が感じられ、背後の丘も敷地内になっています。
つまり建物と敷地内の丘にはシェルター、武器庫、兵站倉庫があって当然というの素人目でも理解できるということです。
金門海巡隊船艇遭陸漁船惡意衝撞 2具60萬舷外機受損