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ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

米国はアフガニスタン人の、米国に協力的だった通訳なども米国に引き取る

画像は作家・宮崎正弘氏

米国はアフガニスタンからの撤退をまもなく完了するが、そのあと「ガニ政権は半年で崩壊するだろう」とCIAは予測しているのだ。「長くても一年だろう」とも。
 引き揚げるアメリカ人兵士に加えて、米国はアフガニスタン人で、米国に協力的だった通訳なども米国に引き取る。
 撤退作業はいよいよ最終段階にある。

上は今朝7月28日に配信された作家・宮崎正弘氏のニュースレターにあった「米軍のアフガン最終撤退に関連」を記述した中のワンセグメントを抜粋したもの。


アンダーアライン部分の
引き揚げるアメリカ人兵士に加えて、米国はアフガニスタン人で、米国に協力的だった通訳なども米国に引き取る。

が目に止まった時、ふとサイゴン陥落の1975年の自分を思い出したり。。


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理由は、遠い昔、南ベトナムのサイゴンが陥落する時、共産勢力・ベトコンの支配で起こることが予想される、敗者である米軍協力者狩りのリスクから逃避を思い出したからだ。 

確か米国大使館内の敷地から沖合の米空母へ、複数の大型ヘリが、リスク回避で難民になる、それも幸運な南べとナム人のピストン輸送で、離発着する光景であり、すでに完全に閉められ、頑丈な施錠をされた大使館の正門ゲートを乗り越えて、敷地に内に入ることで、米空母に乗りこめる幸運を必死につかもうとする、阿鼻叫喚同様のカオスな状態は後にテレビの報道で知ることになったシーンで、今回アフガンでも同様のことが起きそうだ。

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前回は、タリバンの中国アプローチを取り上げたものだったが、さらに最近のタリバンは、仇敵とも言えるロシアにも積極的なアプローチをし、我々(タリバン・アフガン)はロシアとの穏やかな外交関係をしきりにアピールしているとの報道も目にしたばかり。

タイ中国アプローチと言い、その露出のされ方と言い、かっての土着的・複数の民族でなるアフガニスタンのイメージを覆すようなイメージに少々とまどったりしてるです。


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それにしても、負け戦とは言え、撤収する米国側の余裕すら見えて、リスクの及ぶアフガニスタン人を伴っての撤収が成功すれば、待ったう喜ばしい限りです。
余裕があっての撤収が成功れば、それは、とてもクールなオペレーションだと歓迎したい。

ともあれ、これから中国とイランに中間にアフガスタン、中央アジアの各国、つまり中国が積極的に推進してる一帯一路の中央アジアルートにのぶら下がるような形で影響力を行使しそうな雰囲気がビンビンのタリバン・アフガンに注目したい。
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