ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

とぼけた国、中国

第一列島線、 第二列島線
中国共産党は、93年の歴史を持つ王朝だ。
その歴史は、自国民の大量殺人、流血の連鎖が今日に連なっている。
連鎖は、実に6千万人乃至8千万人の犠牲が確認されてい。

まさに殺人、殺戮王朝は、大陸の内(うち)にあって、チベット、内蒙古、新彊ウイグルでは他民族の地を
侵略し、民族浄化というに等しい虐殺の歴史を持つ。

東シナ海でわが国が領有する尖閣列島に対しては、近年露骨な野心でその領有を主張し、覇権を行使し
てきている。

のう天気な評論家やマスコミは、「中国のこの行動の背景に有るものは、この列島の海底に眠る地下資源の
確保であるから、話し合いで共同開発」などといったトンチンカンな事を言い立てる。これは明らかに、否定
の余地の無い空論だ。

小さい文字
地図には2本の線が書かれている。 西側の線は中国が言う彼等の第一列島線であり、もう一方は第二列島線
だ。 これは、鄧小平が国家指導者であったころ、中国海軍が決定した戦力展開の目標ラインであり、対米防
衛線である。

この図々しく傲慢で覇権の野望を持った殺人国家が、勝手にわが国の領海に線引きをし、その手始めとして
第一列島線の中にある尖閣諸島を彼等の覇権主義に基づいた戦力展開のラインに踏み入ろうとする侵略行為
に他ならない。

今日、世界の領土、領海は第二次大戦以降の所謂、戦後秩序が現在の地政学上均衡を持たしているのにだ。

中国は、事あるごとに太平洋をハワイで東側を米国、西側を中国で覇権を二分する事を公式の場でも提案
するようになった。すると今度はハワイの西に第三列島線の朱筆を入れるかもしれない。

一方南シナ海をみれば、フィリッピンのクラーク基地を米空軍が近く火山噴火を根拠に基地を返還し、スービック
海軍基地使用の延長をフィリッピン上院によって拒否された事によりこの地から撤退をした。資本主義国家
で、強大な軍事力に裏付けられたこの地の地政学的均衡による安定に空白が生じた時、中国はすかさずフィリピン
の領有する南沙諸島、ベトナムが領有する西沙諸島を軍事的に領有、支配下においた。

肥大化した軍事力は常に自らの地政学的冒険主義に基づく軍事行動を引き起こす。まして中国は近代化するまでは
内陸国家であり陸軍力をもってその覇権侵略を続けてきた。その結果人民解放軍は、人民解放とはあまりに乖離
していると実感するのだが、彼等は肥大化する地上軍の予算の執行の過程で軍閥化し、巨大で貪欲な構造的
組織的な利権組織に変わった。

経済力えた軍閥的で強大な利権を持つ指導層は、当然のごとく、政治的にも隠然たる力を有するようになった。
彼等のおこぼれにも預からなかった海軍は、にわかに海上覇権を主張することで、地上軍閥と同じ歩みを始めた。
それは、強大国アメリカとの対峙を明確にすることで、人民、マスコミの支持を受け、大中国海軍としての面目を
すでに南シナ海では確立したかにみせた。

こうした事情が背景にある以上、この国際法にも稚拙な海軍は、戦後の太平洋、インド洋の地政学的地図を
塗り替えようと虎視耽々である。

彼等は、滑稽なほどに米国との戦争を考えている。それは、かって帝国陸軍将校・石原莞爾が著した<最終戦総論>にある、二大海軍国家の日本と米国との太平洋の覇権を雌雄すると推論した最終戦争を好戦的な中国はターゲットにしてるかにみえる。

軍国主義の定義は覇権、軍事力の強化、そして最終戦総論をも視野にいれた殺人、殺戮国家が平和国家で、戦死また法務死された先人を崇める参拝をし平和を祈願する国が軍国主義と非難するのには失笑する。小さい文字
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