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ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

東京五輪も一連の台風と豪雨災害も、想定外のことだった。。似たような歴史は半世紀以上前にもあったように思えて。。

twitterの文字数では言い足りない

先を読めない、与えられた問題への合理的な対応が未熟で情緒、精神論で主張を通すそうとする姿勢には、いつか、70年以上前の教訓が全く生かされれいないとしか思えない。

東京五輪一部競技の札幌開催論
開催当事者はともあれ、胴元というか、この世界の天の声が、2019年9月27日 カタール・ドーハ競技の反省から合理的な判断を下したと言えます。
今日の夜のNHKの報道では、主催責任当事者の小池知事が食い下がる光景がTVで紹介されました。

役員、関係者は協議中仮に炎天下にいたとしても、走るわけではないのです。
アスリートにとっては、走って、死人が出るリスクすら想定されますから、IOCの決定とその申し出は理性的なものと理解できます。

それに対する小池知事と、NHKの街の声に取材報道は情緒丸出し
常套スタイルで、にわか仕込みのワンフレーズを「ワンチーム」織り込んで「皆が一丸となって開催の成功のために努力している」風の発言を畳みかける。

感想としては、その画像に「ジンタ」か「美しき天然」が流れてなかったことがせめての救いかとも思った程です。

世界のNHKは、東京会場として、浅草、神保町のコース脇に観客者用のおあつらえ向きの椅子を、街の住人の意思で新調したことを大々的報道し、これだけ、市民が一体となって、大会に成功に尽力していると報道します。

それで、画像を見れば、浅草はわずか10人ばかりの観客が座れる木製にベンチが紹介され、聞けばそあれは、高い位置に上下するらしい。


一方の神保町は、これも詰めれば10人くらいは座れる木製の四方形のベンチが座り心地がよく、ミスト設備が造作されていて、これも町内の有志の負担で、古書店が立ち並ぶ前の歩道にできたことで、町内をあげて、東京開催マラソンを盛り上げているといった報道ぶりです。


アホらしい。

広範囲な会場にそれぞれ、10人ほどの観客用の座る設備が2箇所に一個作られたという話。

コレでは情緒丸出しではないの?

日本人がはまり込むレトリックは、これだけ、ワンチームで努力してるのだから、問題は無いと言う結論に持っていく展開。


昔あった、 「欲しがりません、勝つまでは」「本土決戦で1億玉砕」の世界から全く脱却していません。


今回の災害だって、ハザードマップはほぼできて、想定通りだったが、想定以上の災害が発生したと言わんばかりの展開を政府や自治体は発信し、報道は、この30年近い間、公共投資をしない、インフラ整備をしなかったことを殆ど報道してない。

財務省の尻馬にのって、「財政均衡」「健全財政」「財政の黒字化」を財務省のプロパガンダのように発信してきたのが、NHKを筆頭とする、日本のメインストリートメディアではなかったか?

結果、自治体にも土木系技術職員は手薄になり、公共投資のパブリックワークスは抑えられ、ゼネコン全国業者は、スーパーゼネコンを除けば、軒並み縮小を余儀なくされる結果になった。

ローカルの地方ゼネコンの統合、廃業も進み、規模は縮小し、さらにサブコンや専門工事業者もその機動力を縮小してしてしまった現実があります。

結果バケツリレーで空襲による火災に対応したと同じレベルの、地元所防団が中心の殆ど人海作戦の手作業で土嚢積み作業は、みてれば、昔の思考から殆ど進化していない感じです。


毎度のことですが。。

勝手な言い分ですのでスルーされて結構、異存はありません。

想定内のことであれば、日本的な知恵と真摯な取り組みで問題への対応と解決は可能です。
この範囲内であれば、財務省の草官僚の言う通りで、想定内に対応は可能でしょう。

彼らに、地球規模の天候変動、数百年に一とも言える災害に対応できる甲斐性は果たしてあったでしょうか?

安全保障もしかり。

激変する世界ヘゲモニーの争奪をめぐる米中の全面衝突で、備えは万全ですか?

海保や、海自の艦船に財務省の主計官をしばらくの間監禁状態にして、東シナ海と日本海領域での遊弋体験させ、現実のそこにあるリスクへの対応で、情緒と他人、他国への信頼と良心に依存することで、安全保障が維持できるかどうかを身体で教え込む必要があるはずです。

政策、計画、想定に情緒は排除するべきです。



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