▼▼▼
「カオス・カルテット」と言うくくりの表現を聴いたのは1~2週間ほど前の月曜日です。
平日・朝6時からの文化放送のニュースコンテンツである「おはよう寺ちゃん」で、放送内のゲストがレクチャーの中で紹介された表現です。
この日のゲストは、英国在留の谷本真由美氏・SNSでは「めいまろ」さんです。
彼女は、ロシア、中国、北朝鮮、イラン四か国で構成される、現代版・悪の枢軸国(新枢軸国)をして、
「カオス・カルテット」と紹介したことから知った表現です。
▼▼▼
MJQ・モダンジャズカルテットくらいは、ナンチャラ似非モダンジャズ愛好家を自称していた惚けおGGにとっては、イロハのなじみの表現でしたので、「カオス・カルテット」というネーミングは、それなりに様になっており、今日、初めて使います(^^)
「カオス」と言う表現も、おGGの海馬には,半世紀以上前にインプットされており、懐かしさを感じることも、薄れかけた記憶のアップデートになったような気がします。
▼▼▼
当時、70年安保運動で不穏な社会環境でした。
一部の活動家で組織された学生運動は、反代々木、つまり反日本共産党系の学生活動家が「全共闘」とかを組織してた頃で、その年の学園祭のポスターには、”カオスの中に反逆の跡を!”がキャッチコピーとしてイラストされていました。
学園祭運営実行する学内の学生組織が、反体制感を挿入したポスターを制作したのでしょう。。
▼▼▼
ボンクラ系チンタラ学生であったおGGにとって、「カオスとはナンジャ?」の世界であり、当時お付き合いしていた仏文科の御姉様から、「おフランス語の ”混沌”」と教えていただき、以来、半世紀以上、海馬の片隅に鎮座しているほどの、懐かしい記憶です(^^)
とっさに意味と言うか、背景、主張の意図までは、当時のおGGのオツムでは想像すらできなく、単純に、「おフランス語の ”混沌”」だけが、不思議と忘れずにインプットされていたことに感心しますデス。
▼▼▼
最近、経済が完全に破綻モードに突入した中国を知るだけに、台湾進攻は、ヒョットしたら、それは無いのでははと、勝手に想像したりでしたが、先日、別ブログ用に作成した地図イラストに早速 「カオス・カルテット」の表示を打ち込みましたデス。
▼▼▼
地図を眺めると、ウ戦の状況や、中東でのイスラエル対イランの衝突があり、正直、劣勢になっている、プーチン・ロシアが、劣化ウラン弾、あるいは戦術核の使用に踏み込むのではという危惧を想像します。
これは、つまり、三正面作戦ができない米国の覇権力の低下に対する危惧です。。
▼▼▼
台湾在留邦人でガチ保守・コテウヨのおGGがネット環境でチェックできるニュース、報道系言論サイトのコンテンツで知り得る内容は、「N共朝毎」で代表される日本のオールドメディアが決して報道しない情報でテンコ盛りです。
つまり拉致された千人近い日本人を、救出すらできないでいる主権国家で、アホ力全開の政権が誕生し、その総理は、にわか仕立ての「アジア版NATO」構想を米国シンクタンク・ハドソン研究所・Hudson Institute のHPに投稿し一時話題になりました。
▼▼▼
この投稿メカニズムとて、言うなれば、某左翼紙・朝日新聞の「読者の声」に投稿するようなノリの、内容は、中二病のちょいマセな高校生が覚えた、4,5点のキーワードで綴ったレベルの短文の投稿でした。
視点も完全にズレており、寄稿した論文とは言えない感覚の「私に主張」レベルの発信・寄稿です。
危機感が地球規模で潜在し、日本の地政学リスクがそっくり日本の地政学的環境に背後から押しかぶさっている時期としては、あまりに悠長で鈍感な政権運営をしてることに呆れてしまいます。