胃の切除(3分の2)の術後、45日で、初めての外来受診が昨日のこと。
切った後のケアかチェックで、腹部を診察するかと思ったら、今後の見通しと医師の見解を一方的に拝聴するだけの至って簡単。。
当初は、ステージ2ということで、3分の一を内視鏡で切除ということで、入院し、手術を受けたのですが、あとで聞いたら、手術時間というか、オペ室に入って、出るまでの時間が6時間だったそうな。
自分としては、3時間くらいかとばかり思っていたのですが。。。
手術翌日に、病室で往診を受けたら、優しい笑顔で、「どうですか?(ニコニコ)」
そして、当初は3分の1の切除という予定でした、実際には3分の2の切除で、つまり、当初の3分の1に、プラス3分の1で、都合3分の2の切除という説明を聞いて、
「そんだけ広範囲に切除したのであれば、移転の心配はないな」と勝手に思い込み、昨日はそれを話題にして、尋ねたら、2年から4年経過を見てとの話で、一気に弱気に。。
しかも手回しよく、別棟の病棟の「血液腫瘍科」の診察までbooking済で、弱気から、暗澹たる状況と直面です。
実は、逝った自分の嫁御は、悪性腫瘍で共同通信社ビルに近いT病院がかかりつけで、そこの血液内科で闘病しておりましたので、規模の大きい総合病院や大学病院の血液腫瘍科で、今度は自分自身が受診ということになると、かなり心拍数があがるようなモードの突入でした。
結局、今後3年から5年の経過観察とうことで、結果二箇所での診察を終了した時には、すでに5時間も経過していて、これが、一番疲れて、しんどい思いをしたような具合。
この数日、3分の2の切除ということで、食べる量が当然ながら、激減させております。
そうなると、病院を出て、近くでなにか食べよう思っても、まともに一人前を食べることができず、注文時の微妙なコミニュケーションが難しくなってしまい、そのへんの苦労が毎回付きまといます。
一番簡単なのは、自宅で、自分の裁量で調理して食べる分には、最適な量であり、お好みの味付けになるのですが、その食事の際に、一切のアルコールが駄目となると、従来のお好みのメニューはことごとく、ビールやワイン、ウィスキーが食卓にあっての食事でしたので、このギャップがなにより辛い、それでも、良くしたもので、アルコールを飲みたいと思わないことに、まるで、今の自分が、自分ではないような奇妙さを、まだすんなりと受け止められないでおります。
強いているなら、台湾ではあまり一般的でない、日本のサワー系の缶酎ハイを飲めるのは何時か?とその願望をインプットして、魔法瓶の白湯を飲んでいます。