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このトークが、外務省・趙 立堅報道官の発信なら絵にもなるが、きっと親分の楊潔篪にスリ寄る必要あったのかしら? と思いたくなる範疇の発信でした。
なんか、先祖返りしてるような気がします。
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チョット、昔話。。
昭和40年頃、友人が兄と同居してるアパートが、代々木駅東側、明治通りを渡った、新宿御苑の外塀の間の一角にあったデス。
当時、kazanも高校時代の友人も花の浪人生で、代ゼミの講義終わった、暇な時間に何度かそこに押しかけたものです。
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彼の兄は、某大学の学生運動家で所属は革マル。
六畳か八畳一間の薄暗い二階の部屋は、万年床の足元が電気こたつを向かい合っている状態で、部屋の中には、おそらく友人の兄が読んでたものだろう、中国共産党(以下・中共)の写真グラフ誌が散らばっていました。
日本語版でしたので、一度、何冊かめくった時、「米国」と「米帝国主義」を悪し様に罵り、罵倒する文言が並ぶ文章を何度と無く読むことになり、安っぽい、低レベルの罵る言葉の連続に、その下品さに、驚いた記憶があります。
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今回の王毅外相の、「頭を割れて血が流れる。。」は、昔の昔、日の当たらない安アパートで見た、中共の写真雑誌を読んだ時に感じた、お粗末感と薄汚さが重なるかの印象と、それ以下の表現レベルで、驚きます。
中央指導部の戦狼ナンチャラの掛け声があってのことかもしれませんが、中共に限って言うなら、彼等のこの手の表現と発信に、中共政府の先祖還りが透けて見えます。
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中共はかなり追い込まれています。
そんな印象がこの数ヶ月間の内外の動画コンテンツ化された情報の視聴から、さほど意識を投入せずとも、なんとなく感じるものがあります。
取り付け騒ぎが連発する各地の地方銀行の混乱、ゼロコロナでの都市封鎖、主要産業であり、地方政府の収入の原資の大部分供給者である不動産業の凋落、負け組のロシアに加担してる目先の悪さからは、中国が数少ない、ロシア指示の筆頭で、国際的に孤立する状況は、長年待ちかねた中国経済と社会の崩壊が実現しそうで、毎日が興味津々デス。
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当時、kazanがPCでYou Tubeを視聴するようになった2010年頃、三橋貴明、上念司、渡辺哲也の各氏の存在は、始めてチャンネル桜の討論番組に彼等がっ若手評論家としてスピーカーで登場した時期です。
その前年、櫻井よしこ著「異形の大国・中国」を読んで中国の本質を知り、そして、新しい情報ツールであるインターネットの討論コンテンツ、若手評論家が口々に「まもなく中国は。。」「もうすぐ中国経済は。。」の解説に心をときめきかせ、大きな期待を持ってすでに10余年が経過し、現在に至っております。
そして、今度は、本当に当時の期待が、今こそ現実のものなりそうなことで、新たなときめきと興奮を隠せませんデス(^^)
「異形の大国・中国」に、なぜ、中国との関係をリセットするべきなのか、その時は、どのような、行動をするべきかのすべてが記述されています。
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文中に、関西の金型メーカーが中国市場に進出し、やがて、進出した中国市場での問題点に遭遇した金型メーカーの経営者は、言われた通り、条件通り、撤退した時、そこの残存する、装置、データ、自社のノウハウがそのまま今度はローカルの中国企業が引継ぐことになります。
すろと結果的に、将来、日本のご自身の金型事業に、しいては、日本の金型業界の将来利益を損なうのリスクを予見し、撤退時に装置、その他の関連の完全な破壊を実行したとするエピソードが、上段の著書で櫻井よしこ氏が述べおります。
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著者・櫻井よしこ氏は、中国政府の進出企業に対する思惑、本音、実態を嫌というほど味あった金型メーカーの経営者の心意気に、感動したことは言うまでもありませんが、同時に、当時からして、10年後、10余年後の中国がどうなるかを含んでの上梓であったと理解できます。
「ゼロコロナ」が今の中国共産党の有名な国是ですが、中国以外の国、とりわけ今対ロシア包囲網に参加し、これを構築している、自由主義諸国にとって、「ゼロチャイナ」が理想であることだけはここで強調したいと考えます。
※※※2022年8月4日 16:23 加筆訂正