ワープ前、浅草観音裏の三丁目の安飲み屋でオダを上げていた時の記憶に、界隈では超有名なエリアを「ナカ」と呼んでいたことを思い出しました。
しかし、とりすました小池百合子東京都知事が、当然ながら「ナカ」とまでも言えず、「三密」とか、接客をともなう飲食業でくくりつけるのも見てるともどかしい。
その世界は、当然ながらプライバシーでがんじがらめになっている特殊な空間で、感染ルートは閉ざされてしまいます。
それでなくても、行き過ぎたプライバシー保護で、結果、われわれの社会で自分自身の首を〆ている様子がよ〜く見えてきます。
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政官財法曹界、アカデミー界、報道、言論界のメインストリートで大手を振り、どでかい声で主張されるプライバシーですが、結果は、今、不都合な状況と結果だけが検証されつつあるように思えてきました。
言論空間の向こう側の紳士が良しとした憧れの国が、今では日本どころか、世界中に「災禍」を巻き散らかす結果を招いています。
また、こちら側の人とて、疫病が終焉すれば、お礼に参じると抜かす途方も無いアホな西の某県選出の超大物議員がいて、いまだのメディアに露出します。
それをTVで見ている日本人って、本当の我慢強い。
センセ〜、結構なお年の割にお元気そうです。なにか特別の不老長寿の漢方薬か、本場の医食同源のフルコースで接待されたかのようなご壮健な様子から、絶対に疫病には負けるとは思えませんから、うらやましい。
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冷蔵庫、氷がない時代から、生の魚を食してきた日本人と風土は、本来、清潔そのものがあってできた文化です。
いうなれば風土に水、山、空気、他、森羅万象に「清潔」という御札が溶け込んでいるようなもの。
「憲法9条」の御札があれば、ミサイルも、沖縄県が侵略されるリスクは無いと思って居る連中の御札とは格が違います。
それでも、プライバシーという御札の前では、武漢ウィルスとの戦いはかなり苦戦を強いられているような気がします。
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そしてこの時期、数ヶ月前までは何かにつけて「アベガ〜症候群」で言論空間でこちら側を非難、揶揄していたご一同さんの沈黙も気になります。
中国のインチキ、隠蔽、プロパガンダ、WHOの道化振りを見せつけられ、ネット空間で様々な角度から多面的で多種の情報が拡散されたことによる戦意消失、思考崩壊をきたしているかと思うと、憂鬱な報道の毎日ながら、この部分だけは殊の外、愉快です。
プライバシー信仰、プライバシー原理主義がいつ葬り去られるかが気になります。
日本人なら、我慢強いから、絶対に疫病には負けないはずです。そう念じて止みません。