当然ですが、YouTubeの考察チャンネルも2個拝見しています。
とあるYouTube主さんが『宿禰』で混乱されていましたが、あれは『八種の姓(やくさのかばね)』の上から3番目の『すくね』で、宿儺とは関係ないかと思います。
前回、グシャで表されただけの天使ですけれども、平安時代の強者なので反転術式で華の体を治すか、空の器となった虎杖と共生のどちらかだと考得ています。
今回最も気になったのは『播磨』の人間と虎杖が口元が似ていると宿儺と裏梅が大笑いするシーンでした。(何がそんなにウケたのかはナゾ)播磨は兵庫県西部なのですが、安倍晴明のライバルの芦屋道満は播磨の民間陰陽師です。安倍晴明は晩年に藤原道長に使えているし、陰陽寮に出仕していましたから今で言う国家公務員です。
芥見下々先生がどの程度歴史に忠実に描くのか分かりませんが、一巻の五条先生曰く『宿儺は実在した人間。千年以上前に術師が総力を挙げて挑み敗れた』と言っていました。物語は2018年なので、1018年より前にそういう戦いが有ったとしたら安倍晴明(1005年没 wikiより)と蘆屋道満(生没年不明)も参加して敗れたのかな?と。
ちなみに民間の陰陽師軍団が播磨国に居て(皆様も高級住宅街の芦屋は聞いたことが有るのでは?その地名ともゆかりがあるとされています)道満はそのリーダーだったという説もあります。
虎杖の口元が蘆屋道満かその一派に似ているようですが、シン・陰流簡易領域を考案したのが芦屋貞綱とされている(歴史上には名前なし)蘆屋道満率いる播磨陰陽師軍団と、安倍晴明なども当然参加したかと考えています。