ひまわり進学ルーム

2013年度総括。大学受験編

さて、大学受験は、早い子は11月にAOで決まっていたし、
遅い子は国立後期までもつれこんでいて、
長い戦いでした。

まず、トップバッターは
名古屋外国語大学にAOで受かったO.Mちゃん。
彼女との付き合いは長いのです。
出会いは小学校5年生の夏ですから。
でも、夏期講習だけ、とか、
個別コースで数学だけ、とか、
出たり入ったりもしつつのお付き合いでした。
大学受験に関しては、高3になってからの復塾でしたが、
本人が一番行きたかったところに受かったので、
よかったです。
でも、親御さん的には、もっと違うところも受けてほしかったそうなんですが・・・。
大学進学に関しては、選択肢は山程あるし、
偏差値が高ければいいってものでもないし、
何が正解ってことがないので、アドバイスするのも難しいです。
もう、各家庭の価値観とか、人生の目標によって違いますからね…。

それから、もう一人復塾組のA.Y君は、
皇学館大学の文学部へ。
日本史大好き人間なので、思う存分研究に没頭できてよかったと思います。
4月からは寮に入る~と言って、ナーバスになっていましたが、
それも人間関係を築くいい勉強になるのではないかしら。

中学からずっと続けてくれていたT.Aちゃんは、
名城大学経営学部へ。
彼女はもう、逆転一発満塁ホームランと言ってもよいでしょう。
何を聞いても
「やばい~~。」
が口癖で、ひまわりの先生たちが一番心配していた生徒でした。
大学、学部を決めるのも、
受験日程を決めるのも大騒ぎで、
なんでしょう、
手がかかる子ほどかわいいとは言いますが、
もう、無事巣立ってもらえて心からよかったです。

そして、もう一人、
中学からの継続組F.Fくん。
彼には第一希望の国立大学に受からせてあげられませんでした。
すごく一生懸命がんばっていたし、
私たちも受からせてあげたかったのですが、
仕方ありません。
彼の進路を決めるのも逆の意味で大変で、
「自宅から通える」とか「理系」とかいろんな条件を考えると、
選択肢がほとんどないのですよね。
だから、どこの大学にしよう?っていう迷いはなくて、
ここに受かるようにがんばるしかない!という綱渡り的な受験ではあったのですが、
あと少し及ばず・・・でした。
でも、彼自身は前向きに4月からは岐阜聖徳大学で頑張るそうです。
将来理科の先生になる夢をぜひかなえて欲しいです。

それから、センター試験も終わって、2月から
二次試験対策だけに駆け込んできてくれたS.Aちゃん。
彼女も残念な結果でした。
親御さん、ご本人からは
「自分としては二次試験の手ごたえはあったので、
 ダメだったのはセンター試験の方だと思う。
 ここで一か月ちょっと学んだことは良い経験でした。」
と言っていただいたので、少し慰められましたが、
やはり、残念な気持ちです。
後期のグループ面接の練習では、高校1年生を中心に、
塾生たちが手伝ってくれて、みんなで応援していました。
確かに、センター試験の結果だけではなかなか無謀かもしれない挑戦だったのですが、
一か月間、毎日2時から10時まで勉強し続けるなかで、
「いけるかも!」というラインまで来ていたので、
無念です。

でも、F.Fくんも、S.Aちゃんも、
大学がゴールではないので、
これを人生の経験として、
前向きに役に立ててくれたらうれしいです。
これが、失敗だったのか、これでよかったのかは、
これから先の生活によって決まること。
「失敗した~、失敗した~」と言って自分の人生をつまらなくするのは、
本当につまらないです。

おっと、忘れちゃいけないW.Aちゃん!
一年間浪人していた彼女から、合格に知らせが届きました。
某国立大学や有名私学も受かったそうなのですが、
特待生に選ばれて奨学金がもらえるということで、
金城大学の薬学部に進学することにしたそうです。
わざわざ電話して知らせてくれました。
浪人してもなかなか以前よりも良い成績をとることは難しいなか、
よく頑張ったのだななあ、とうれしくなりました。

それからもう一人、
浪人して紆余曲折を経た人が、
今年ようやく腹をくくって東京理科に進学すると連絡がありました。
反抗期?で、親御さんともいろいろもめたそうなのですが、
さまよっているうちにいろいろ考えるところがあったようです。
彼の場合、ちゃんと卒業するまで油断はできませんが(笑)、
第一歩を踏み出すことができたのは良かったです。


思春期の大人と子どもの中間にいる高校生。
人生の大きな選択に
悲喜こもごもありましたが、
君たちが悩んだり、迷ったり、泣いたりしながら一生懸命考えて選んだ道です。
どんな道でも、人生に無駄なことなんて一つもない。
「たら」「れば」を言い続けても、
人生は巻き戻せないし、
進むことしかできない。
胸をはって歩いていってください。
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