「拝啓」から始まり、
時候の挨拶、
主文、
相手をねぎらう一言を添えて、
「敬具」で締め。
その後に署名・日付・宛先・・・。
正直言って、私もここまでちゃんとした手紙は、人生の中で数回しか書いたことないかもです。
そして、私が若かりし頃は「ネットで検索」というツールが手軽でなかったので、
「手紙の書き方事典」なるものを買ってきた記憶が・・・。
今は、ネットですぐに調べられますし、
時候の挨拶などのテンプレートもありますので、
覚える必要はないのかもしれませんが、
その「調べた」知識を使ってみることが大事なのかな、と。
そこで、塾で中2年生を担当している先生に宛てて「お手紙」を書いてもらうことにしました。
「目上の人に」「きちんとした形式に則って」書くことが目標です。
時候の挨拶はネットで検索しても良いけれど、
そのまんま書き写すのではなくて、少し自分らしさを加えること、という注文もだしました。
ら、
思いのほかみんな真剣に取り組んでくれて、秀作が集まりました。
正直なところ、もっとふざけたこと書いてくるかと思っていました。ごめん。
めっちゃ紹介したいのですが、シャイな子もいるので、控えますね。
驚いたことには、同じ形式で便箋一枚程度書いてあるだけなのに、実に個性がでます。
そして、本音じゃないかもしれない、これは建前だ、リップサービスだと思いながら読んでも、
やはり、便箋にきちんとした形式で、丁寧な文字で書かれたそれは「心がこもっている」ように感じます。
メールやラインで手軽にやりとりできる昨今ですが、
手書きの手紙っていいなあ・・・と実感させられる結果となりました。
中2諸君、心のこもったお手紙、N先生も感動していたよ。
ありがとう。
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※そして、少し前のにゃあさん。@我が家