こんばんは。
光陰矢の如し、16年はあっという間でした。
ご親戚の方たちとの会食もあり、思い出話を沢山しました。
私は実の娘のように(その方にはお子様はいらっしゃいませんでした)可愛がっていただきました。
読経の後のお坊さんのお話。
昔、上人さまの弟子が、毎日のお念仏と臨終間際のお念仏とどちらが大事かと問うたとか。
どちらも大事である。いつ何が起きるかわからない、日頃の毎日のお念仏が臨終のお念仏となるやも知れず…(もっと上手く話されていました。漠然としか覚えてなくてすみません)
それを聞いて、一日、いやこの一瞬を大事にしないといけないんだな、と解釈しました。
帰り道に、1日だけピンチヒッターで試しに仕事に復帰してみないか、とのありがたいお話の連絡が!
もちろん喜んでお受けしました。
お世話になった方が、私を見て大丈夫と思ってくださったのではないか、なにかのご縁だな、と不思議な気持ちになりました。
いつまでも立ち止まっていてはいけない、もう十分休みはいただいた!!
そろそろ再起動しないと。
ただがむしゃらに走り抜けたこの〇〇年余り、休むべし、と与えてもらった休み、そろそろゆっくり歩き出します。
今度は急がず景色を見る余裕を持ちながらしっかり歩いていこう。
人生は長いといいながら、2年近くも休むことになり、一生と考えればたった2年ですが、これからの人生を考えると2年は長い。
夫が高齢で一人暮らしのお義母さんのところへ数日帰っていました。
しばらくの間入院してされていて、退院の日に合わせて帰省。私は法事のため行くことはできませんでしたが、久しぶりに親子水入らずの時間を過ごしたことでしょう。
お義母さんの年齢にとって(90代半ば)はたったの数週間でも長いはず。
明日は久しぶりに私も両親の顔を見てこよう。
2人ともすっかり高齢になりましたが、時に喧嘩しながらも仲良く暮らしてくれていることはありがたく、病気で心配をかけてしまったので、せっかくやっと動く気持ちになったのだし、連日の外出で疲れ気味ではあるけど、いつでも会えると思っていても先ほどのお坊さんの話、いつ何があるかわからず後悔したくない。
コロナ禍も会うのを控えていたし、会える時には会っておこう。
必ず明日が来るかどうかはわからない。
明日も目が覚めますように。
数年前までは、やることはやった、あとはいつお迎えが来てもいい、などと思っていましたが、今は今日で終わってほしくないな、と思えるようになりました。
逆さまごと(親より早く先立つこと)はいけませんね。
まだまだ頑張らねば!
いろいろ考えた一日でした