陽鳥?!

?好奇心と!感動をテーマに人生を歩む。

ホットワイン

2024-12-17 10:48:35 | 俳句

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寒卵

2024-12-15 09:41:37 | 俳句


イラストは<囲碁とごはん>で繁盛の「ぶんご囲碁サロン」のオーナーの作品です。
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インフルエンザ

2024-12-13 14:30:05 | 俳句

 寝室に射しこんでくる朝日です。
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妻の絢子との思い出を詠む

2024-12-10 17:16:10 | 俳句
 絢 子 と<妻の絢子との思い出を詠む>
臥せし妻おいて踊りの中にゐる
 (藤田湘子選 1999/10/17「日経俳壇」)
回転ドア廻ればパリの新樹光
  フランス・イタリアの旅 1999/6/20~6/30
向日葵の黄やわれゴッホとなるミラノ
 フランス・イタリアの旅 1999/6/20~6/30
連れ添うて顔も似て来し葉鶏頭
  初老といえる年代のご夫婦でしょうか。この句の面白さ
 は葉鶏頭でしょう。何か貫禄も感じられるし、とぼけた味
 わいもあります。
   (石田郷子選2005/10 ふらんす堂通信「なずな集」106号)
跡もなきベルリンの壁秋高
 ドイツ・チェコ・ハンガリー 2000/9/9~9/21
登高に見るアイガーの男振り
 アルプス三大秀峰とスイス氷河特急10日間2003/9/2~9/11
夏草に残る祠や無人島
 渡し船で高島に上陸 2004/7/31
モナリザと別れし後のサングラス
    2004年7月/フランス漫遊10日間
もつともと妻に従う竹落葉
秋風の冷たき赤の広場かな
 モスクワ&サンクトペテルブルクの旅 2005/8/20~9/6
大根を抱へて妻について行く
春昼やファラオ不在のピラミッド
 ナイル川クルーズとエジプト大周遊 2008/2/9~2/19
脇役へ百本の薔薇届きけり
  普通、薔薇の花は主役へ捧げられる。だが「脇役へ」と
 あり、しかも「百本」とある。なんとも大らかであり、送
 った人の心の広さがゆかしくて快い。
         (倉田紘文選「俳句四季」2008/10号)
新米や妻の火加減水加減
介護士の言葉ほぐるる牡丹の芽
  高齢者や病人などを介護し世話をする「介護士」。愛と
 優しさが基本の精神であり、「ほぐるゝ言葉」には見事な
 対応の姿がある。折りしも牡丹の芽のほぐるゝころ、明
 るい夢を呼ぶ最高の取り合わせ。
      倉田紘文選(2009/3/17・大分合同新聞)
星月夜階下の妻へEメール
  いかにも今日風の一句である。二階の窓の美しい星空
 を見ながら、その感動をそのまま、「Eメール」で一階の
 妻へ送る。やがて妻も夫の許に上って来て、しばらく星
 月夜を共に堪能したことであろう。空間の扱いがじつに
 鮮やかであり、みずみずしい受け取りが交されていて快
 い。 (倉田紘文選「蕗」2008年1月号)
助手席にゐる春愁の男かな
相性のよき妻のゐて心太
雨蛙夫婦共々宵つ張り
ご一行様と呼ばるる浴衣かな
セーターの網目に妻の一苦心
木漏れ日のマロニエ並木巴里祭
  2012年二度目の訪仏 
福引を夫に引かせて平和かな
花種蒔く妻の機嫌のよき日なり
息災でありし二人の夏帽子
秋の蝶妻が出てくるまで留まる
極月の一日を眠る手術台
病棟の出口まつ暗雪蛍
ほんたうのことを知りたし小春窓
山眠る薬缶がずつと泣きじやくる
ひとりぼつち沈丁の日和かな
妻の爪手入れしてやる梅三分
ゆるゆると介護タクシー花の下
妻見舞ふ金魚の餌を忘れずに
  待合室から診察室に呼ばれて、その結果、入院となっ
 たのであろう。病室の「妻」を見舞うことが作者の日常
 となっている。男手に揃えた入院準備の品々であろうか
 ら、遺漏も少なくはない。毎日、病院に持参するものを
 袋に詰め込んでばばたと家を出る。いや、待てよ、と作
 者を引き止めるのはガスの元栓や戸締りの確認ではない。
「そうだ妻が飼っていた金魚のご飯が未だだった」と家に
 戻る夫。それが命に直結することであるが故に、それを
 怠らねば絶対に妻は快復するという願いを込めての、今、
 流行の言葉でいうなればルーチンという行為なのである。
 それが些細であればあるほど、作者の願いが深く強いこ
 とが伝わってくる。
      野中亮介選(花鶏2016年9・10月号)
鬼やんまいつも貴方は目をそらす
鰯雲普段着のまま旅立ちぬ
秋夕焼ぽつんと座る六畳間
きちきちの探しあぐねし妻の顔
ストーブの炎が語りつづけたる
天命と受け止められぬ落葉かな
妻の座のずつと空つぽ冬日射し
水仙や妻とたびたび来た岬
風紋のしがみつきたる薄氷
よき友が妻にはゐたり梅白し
助手席に妻の気に入り夏帽子
愛妻の爆弾むすび雲の峰
冬籠箱に補ふ刺繍糸
ちちろ虫レシピ恃みの鰥夫なる
  妻のいるときは当然のことのように並んでいた食事。
 その味や盛り付けに口出ししていた自分。しかし、ひと
 りになると、料理本のレシピに頼るしかない。過ぎし日
 の反省と共に妻への愛情が新たになるのである。
    野中亮介選(読売新聞西部俳壇2019/10/26)
梅二輪音信二通妻の友
妻とほくあり露草の青深し
茶の花や妻の名をまだちやんづけで
白髪をとほす女の聖夜かな
クリスマスローズ愛されてゐしかは問へず
いつまでも待たせてをりぬ天の川
心には汝が咲いて白桔梗
金魚一匹鰥一匹頼りあふ
妻いつもゑがほ鰥夫の冬至風呂
妻よりの飾らぬ言葉クロッカス
夕焼けを背負うて妻に持ち帰る
蕗を剝くことは任せてもらひけり
  家のことは奥様任せの仕事一筋の人生。退職後、家
 事を手伝おうかとするものの、どれも中途半端、却っ
 て奥様の仕事が増える有様だ。これでも剝いておいて、
 と渡された蕗の青さが光る。
   野中亮介選(読売新聞西部俳壇 2020年間賞)
天国が飽きたら蛍となつてこよ
息災でありし鰥も出目金も
もうたれもかまつてくれぬ水すまし
妻の留守氷菓の棒に当りくじ
  作者は恐妻家ではないだろうが、その留守にそっと
 食べてみた氷菓の棒に当りくじが出てしまった。さて、
 このささやかな慶事を帰宅した妻に言うべきかどうか、
 幸せな悩みが微笑ましい。
     野中亮介選(読売新聞西部俳壇2023/7/8)
夜の更けて月下美人と鰥夫かな
皿洗ふ鰥夫も慣れて秋の風
夫の留守知つてつくつくぼうしかな
今年米磨ぐ音のふと妻ゐます
亡き妻の誕生の日のつづれさせ
曼殊沙華言葉やさしく遺りけり
愛されてゐしとは思ふシクラメン
鬼の豆いまは鰥夫となりまうす
声掛けはしやがんで一人静かかな
買ひ置きてくるる肌着や春の月
  そろそろくたびれた肌着を替えねば、と箪笥を覗く
 と何着も買い置きがしてあった。この句の眼目は「肌
 着」である。直に作者の肉体に触れる品であることが
 作品の内容を深めている。すでに亡くなられた奥様の
 愛情を思い、仰ぎ見る「春の月」も滲むのである。
    野中亮介選(「花鶏」2023年5・6月号)
生身魂一年先の予定稿
妻の忌の五年寝かせた梅酒かな
ひとりであれど二人の良夜かな
十五夜と妻に呟く良夜なり
雪の夜や妻の記せしレシピ帳
千両も万両もありひとり住
鰥夫とてバレンタインの日なりけり
ミモザ咲く妻の母校を訪ねたる
手作りのひひなふうふのつつがなし
水鶏鳴く亡き妻の名の頭陀袋
亡き妻の手擦れ楽譜や小鳥来る
恋みくじ妻に引かする小春かな
いとほしき妻のわがまま実千両
肖像のほほゑむ夜半のクリスマス
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虎落笛

2024-12-09 10:30:32 | 俳句



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冬帽子

2024-12-07 08:33:45 | 俳句


 ぶんご囲碁サロンに展示されている「みや」さんの作品の一つ。
 題名は「心酔」~貴方になら全て奪われてもいい~

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裘(かわごろも)

2024-12-05 13:29:08 | 俳句

 炎が犬が飛び上がっているように見えませんか?
 炎が様々なものを連想させてくれるのです。
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白菜

2024-12-02 23:02:39 | 俳句

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裸木

2024-11-30 10:45:30 | 俳句
 
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金星と月

2024-11-26 13:36:43 | 俳句

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鴨の陣

2024-11-24 09:33:40 | 俳句

 大分川上流にて
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色葉散る

2024-11-23 09:51:52 | 俳句

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冬日

2024-11-19 12:35:41 | 俳句


 このだるまさんは20代の頃にある国家試験に挑戦中ときにの買い求めたものです。ところが、なかなか合格しない私を見かねた父が両目を入れてしまったのです。私は思わず笑ってしまった思い出が甦ります。
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茶の花

2024-11-15 10:42:45 | 俳句

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大根

2024-11-12 09:55:57 | 俳句


 月の下に大根畑が広がっていました。
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