40年前職場で仲良くなり一緒に過ごした時の高揚感。本当に フィーリングが合う人と出会ったという気持ちだけは今でも忘れられない。しかし性格はかなり違う。彼女は物を見る目が厳しい。聞けば幼少期から学生時代にかけて相当苦労して育ったらしい。対する私は大らかで万事風に吹かれるがまま生きている。食の好みはあってると思うがそれ以外は何か違う世界の人のようだ。 それでもこうやって1年に1回でも会っているのは人間としてすごく信頼しているからだと思う。幸いお互いつつががなく暮らしてはいるがまた来年笑顔で再会できることを期して別れを告げる休日の午後であった。