1か月あっという間に過ぎてしまう今日この頃です。
中々UP出来ずにいましたが3.11はやはり特別な1日となりました。
家から一歩も出れずやる気が出なかったです。
Rayは「あそぼ~」を連発してましたが何事にも集中できず上の空の1日でした。
TVでは震災で被害に遭われた方のお話を特集していました。
その中で息子さんを津波で亡くされたお父様が
「時間が経つにつれてどんどん悔しさと寂しさが強くなる」
と仰っていました。それを聞いて自分と重なる気がしました。
母ちゃんは1年くらい前から妙にひなに会いたくなる事が多くて自分でも不思議でした。
「今ここにひなが居てくれたらなぁ~」
と思う事が多かったです。地震が起きた時、母ちゃんはまだ生後8か月のRayを
片手で抱っこしてもう片方の手で文鳥ラックを押さえていました。
母ちゃんは足の悪い未来が一番心配で
「未来ちゃん!しっかりね!皆もお母ちゃんが付いてるからね!!」
と激しい揺れの中叫んでいた記憶があります。でも床で生活している未来は
床で伏せ状態になり体を安定させていたような気がします。他の仔も
ケージに張り付いて体を固定していたような気がしますが・・・
でも、ひなだけ止まり木の上でユラユラしていたのを覚えています。
しかもお母ちゃんがラックを押さえてしまった事で
かえってひなの体を揺らしてしまったのでは・・・
ラックにはキャスターが付いていて普段ロックをかけないでいるので
免震効果があったはずです。それを押さえてしまった事でケージの中にいるひなは
大きな揺れを見事に体で受けてしまったのではないか?
もともと体が弱いひなは、揺れの衝撃で体にショックを受けてしまったかもしれない
と動物病院の先生も言っていましたから、本当ならばケージから出して
手の中にすっぽり包んで抱っこをしてあげればひなは助かったかもしれません。
もしかしたら、一緒に引っ越しも出来て今のマンションでもナデナデ出来て
私のほっぺをツンツンしてもらったり出来たのかもしれません。
ひなが今も生きているならば、物心ついているRayとどんな会話をしてくれるのでしょう?
もう一度会いたいな