ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ 風の道がある家。  硝子窓の裡から。

今、住んでいるマンションの図面を見たとき、"風の道" が、あることに気付いて、それが衝動買いの決め手だった。

 

風が通り抜けてゆきます。

風鈴の音が、とってもこころ穏やかになります。

 

このマンションが建っている周辺は、明治の開拓時代からずっと、りんご畑だったそうです。
その明治初期、入植されて開拓をされた方のお家が、ウチのベランダから見えるお宅だそうです。

ここのお庭では、春にはクロッカスが咲き、チューリップが咲き、山桜と辛夷が同時に咲きます。
そして、私の大好きなエニシダが咲き、今は、紫陽花が咲いています。

二階のベランダから、いつも、秘かに楽しませていただいております。

ある年のこと、ナナカマドの巨木が伐採されてしまいました。
枝が電線に架かっているからと言うことが理由でした。
伐採されるところを、このベランダの硝子窓の裡から、見ていて、
ああ、もうあの朱い実に雪が積もるのを見ることは、ないのだなぁと、思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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