ヨハンナ・シュピーリはゲーテを深く愛読していたという。
ヨハンナ・シュピーリは新婚旅行もゲーテが住んでいた地域を訪れたというぐらい大好きなそして影響を受けた作家だった。
『ハイジ』の原題は『Heidis Lehr und Wanderjahre』であり、直訳すると『ハイジの修業と放浪の時代』です。
ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(『Wilhelm Meisters Lehrjahre』)』、『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代(Wilhelm Meisters Wanderjahre)』と、タイトルととてもよく似ている。
というか、このゲーテの作品を意識して創作された作品であることは周知のことらしい。
というわけで、私も読んで見ようと思い立ち、昨日、夫に買ってきてもらった。
因みに『ハイジ』がフランクフルトで暮らすゼーゼマンさんのお屋敷は、ゲーテの住居、現在の記念館ゲーテハイスがモデルだという。
ゲーテハウスです。
ハイジが夢遊病のようになって、アルムへ帰りたいと願った、フランクフルト、クララの家のモデルになったお屋敷です。