海辺で、魚や貝も炭火で焼いていて、それも美味しいという。
私が、トラムのチケットの買い方を問うと、スイカと同じようなカードを出して、貸してあげるという。
カードはご遠慮すると、チケットの自販機の要領を絵入りで教えてくれた。
ほんと、オーナーのご夫婦ともに良い人だ。(いかにも旅籠風のブルー・ビルバオという名前の小さなホテル。)
トラムに乗ってゲッツオ(Getxo)へ行く。日帰りの小旅行。
ゲッツオ(Getxo)駅から、標識を見ながら歩いていく。

ipadによると、海辺へ行くには3キロほど歩くらしい。

風景をキョロキョロ見ながら歩いていたら、こんなものが! なんとエレベーターです!!
さっそく、乗る。€0.20 日本円でいうと30円ぐらいかな。
厳密にいうとビスケー湾というより、ネルビオ川河口かも、



波打ちぎわで、通りかかったおじさんが下さったアワビの貝殻。

アワビの稚貝の貝殻が流れ着くのだから、やっぱり海かも。
砂浜のカフェのビールが、美味しかった!!
海産物は、とっても混んでいたのと、陽射しが強すぎて、パスしてしまった。
旅籠に戻り、テレビを入れたら、カタルーニャの大規模デモを報じていた。
警官というか機動隊と激突してました。
スペインでは、ずっとこの問題で大騒ぎになっている。
政府は、断固、カタルーニャの独立を決める国民投票を認めないと、投票所を封鎖するという。
(因みに現在は、カタルーニャの自治権が停止状態らしい。住民たちはフランコ政権に逆戻りだと怒っている。)
フランコ政権時には、カタルーニャ語も話せなかったという。
それは、ビルバオのバスクも同じである。
旅籠の女将に、タラゴーナ(Tarrgona) に行く予定だと言うと、行ってはいけないと止められた。
そうだろうなぁ、と思った。
タラゴーナ(Tarrgona)は、スペインへ行こうと思ったとき、一番最初に、興味を抱いた町だったんけど……。
観光の物見遊山なんて、カタルーニャはそんな場合じゃない。
危険とかそういう以前の問題だよね。
夜、インターネットで、タラゴーナ(Tarrgona) のホテルをキャンセルした。
旅籠の女将と。


私の手には、しっかりと白ワインのグラスが!
翌朝は、いよいよチェックアウト。
私は、ユニクロのステテコ姿ですが〜、(^_^;) とっても名残惜しいです〜。(-.-)
一期一会、実感。