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ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◆ 旅ばなし 57回 ビルバオからトラムに乗ってビスケー湾へ

 ビルバオで投宿していた旅籠の女将さんが、ゲッツオ(Getxo)は、とっても景色が良いところだと教えてくれた。
 海辺で、魚や貝も炭火で焼いていて、それも美味しいという。


 私が、トラムのチケットの買い方を問うと、スイカと同じようなカードを出して、貸してあげるという。
 カードはご遠慮すると、チケットの自販機の要領を絵入りで教えてくれた。

 ほんと、オーナーのご夫婦ともに良い人だ。(いかにも旅籠風のブルー・ビルバオという名前の小さなホテル。)

 トラムに乗ってゲッツオ(Getxo)へ行く。日帰りの小旅行。

 ゲッツオ(Getxo)駅から、標識を見ながら歩いていく。 

 
   ipadによると、海辺へ行くには3キロほど歩くらしい。 
   風景をキョロキョロ見ながら歩いていたら、こんなものが! なんとエレベーターです!!
   さっそく、乗る。€0.20 日本円でいうと30円ぐらいかな。

 
 厳密にいうとビスケー湾というより、ネルビオ川河口かも、

  気温は30度。でも湿度がないので、とってもさわやか。

      入水自殺ではない。(^_-)

 波打ちぎわで、通りかかったおじさんが下さったアワビの貝殻。 
 アワビの稚貝の貝殻が流れ着くのだから、やっぱり海かも。


 砂浜のカフェのビールが、美味しかった!!
 海産物は、とっても混んでいたのと、陽射しが強すぎて、パスしてしまった。
 



 旅籠に戻り、テレビを入れたら、カタルーニャの大規模デモを報じていた。
 警官というか機動隊と激突してました。
 スペインでは、ずっとこの問題で大騒ぎになっている。
 政府は、断固、カタルーニャの独立を決める国民投票を認めないと、投票所を封鎖するという。

 (因みに現在は、カタルーニャの自治権が停止状態らしい。住民たちはフランコ政権に逆戻りだと怒っている。)


 フランコ政権時には、カタルーニャ語も話せなかったという。
 それは、ビルバオのバスクも同じである。


 旅籠の女将に、タラゴーナ(Tarrgona) に行く予定だと言うと、行ってはいけないと止められた。
 そうだろうなぁ、と思った。

 タラゴーナ(Tarrgona)は、スペインへ行こうと思ったとき、一番最初に、興味を抱いた町だったんけど……。
 観光の物見遊山なんて、カタルーニャはそんな場合じゃない。
 

 危険とかそういう以前の問題だよね。

 

 夜、インターネットで、タラゴーナ(Tarrgona) のホテルをキャンセルした。




  旅籠の女将と。  
  私の手には、しっかりと白ワインのグラスが!

  翌朝は、いよいよチェックアウト。
  私は、ユニクロのステテコ姿ですが〜、(^_^;) とっても名残惜しいです〜。(-.-)

  一期一会、実感。
  
 
 

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