友人の吉木さんが、長期の旅で2度もキューバへ行って、その時の撮ってきたフィルムを、酒を片手に得意満願の笑みで、見せてもらったのは５年ぐらい前だったろうか。
行きたいな、と思った。
でもその前に、ヨーロッパで、どうしても見たいものや調べたいことが、沢山あって、キューバにはいけるだろうかと、思っていた。
そのヨーロッパ探索の旅も、この10年で、多分、一段落したような気がする。
キューバに行けるかも知れないと、思うようになった。
今、抱えてる作業が済んだら旭川の吉木さんを訪ねよう。
そして、キューバのヨレヨレ旅のフィルムを見せてもらおう。
話しも、また訊いてみよう。
吉木さんって、多分、私と同い年だったはず。
この波しぶきが、みたいのです。
この夕陽が、みたいのです。
この空と雲が、みたいのです。
＜追記＞
吉木さんの旅ばなしを紹介。
レイキャビックから北極海へ、友人たちとお金を出し合って船を調達し、乗りだしたんです。
この船もフィルムで見せて頂いた。
それで、幾日か北極海の氷山をよけながら、シロクマなどを観察しながら、航海していたそうです。
そうしているうちに、積んでいた酒類が底をついて、北極海へやって来た観光大型豪華客船に遠来を定め待ち受けて、なんと横付けし、酒を調達したという、そういうとてつもなく面白い男です。
