午前中には、ショパンが合う、なーんて気分。
遺作ではありますが。
Chopin - Waltz in A minor, B 150, Op. Posth. - Greg Niemczuk, Bösendorfer
グジェゴシュ・ニェムチュクGrzegorz Niemczuk、この人の弾くショパンが大好きです。(Greg は愛称。Grzegorz の発音はかなり難しいです。)
ポーランド、ティヒの人だという。
ティヒは、夏に行ったクラクフからも近いです。
やっぱりポーランド人が弾くショパンは、どこか違うのでしょうか。
奏法というのか、レガートのテクニックも好きです。
曲の美しさとともに、手と指の動きが美しくて、みとれしまう。
Pavel Kolesnikov: F. Chopin, Waltz n.19 in A minor, B.150, op. posth.
パヴェル・コレスニコフのワルツ19番は、なんと軽やかで明るい19番でしょう。
グジェゴシュ・ニェムチュクとは対極にあるような、弾き方と解釈なように思う。
Chopin: Waltz No. 19 in A minor, Op. posth.
南米系チリ人のクラウディオ・アラウ・レオン。
グジェゴシュ・ニェムチュクとパヴェル・コレスニコフとは、また異なる解釈というか、こちらはむしろ、なんとも物憂げな感じです。
弾いている姿を見てみたい。
因みに、
グジェゴシュ・ニェムチュクは1985年、ポーランド、ティヒの生まれ。まさに気鋭のピアニスト。
パヴェル・コレスニコフは1989年、シベリア生まれの天才と言われている美青年。
クラウディオ・アラウ・レオンは、1903年チリ生まれの20世紀の巨匠。
ベートーヴェンは、やっぱり断突、深夜です。
ラフマニノフもかな。