スタジオHiroの花便り

2020.7より 自身の覚書でもあり 念願の花辞典はじめます 
お届けしたフラワーギフトのご報告ブログです

ヤマモモ 山桃

2020-10-25 | 花辞典








分類 ヤマモモ科/ヤマモモ属
    常緑広葉/高木
学名 Myrcia rubra
別名 ヤマモ ヤモモ シブキ 楊梅(ようばい)

「古事記」で 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が 「桃の子(み)」を投げつけて
 黄泉(よみ)の国の 雷神を退散させる という部分があり
 この「桃の子(み)」は 山桃の実だとの説

薬効   打撲傷、捻挫、口内炎
薬用部位 樹皮
生薬名 「楊梅皮(ようばいひ)」

高知県の県花
徳島県の県の木

ベニチョウジ 紅丁子

2020-10-25 | 花辞典







ベニチョウジ (紅丁子) 、
purple cestrum、red cestrum、bastard jasmine

別名  ベニバナヤコウカ(紅花夜香花)、ケストルム・エレガンス
分類  ナス目ナス科キチョウジ属 or ナス科 ヤコウカ属
学名  Cestrum elegans (=Cestrum purpureum)
属性  木本 互生葉序 総状花序 花色:紅 花期:周年
原産地 メキシコ

ハギ 萩

2020-10-25 | 花辞典














学名  Lespedeza
科名  マメ科
分類  落葉低木
原産地 北アメリカ 日本・東アジア
開花期 6月~10月
英名   Bush clover Japanese clover

「萩」は本来はヨモギ類(あるいは特定の種を挙げる資料もある)の意味で
「はぎ」は国訓である
牧野富太郎によるとこれは「艸+秋」という会意による国字であり
ヨモギ類の意味の「萩」とは同形ではあるが別字という
「芽子」「生芽」とも字を当てる。


ノコンギク 野紺菊

2020-10-25 | 花辞典






学名  Aster microcephalus var. ovatus
和名  ノコンギク(野紺菊)
別名  ノギク(野菊)
科名  キク科
属名  シオン属(アスター属)
原産国 日本
花色  紫、ピンク、白

ノコンギクは、日本各地の低地から高原までの草原に広く見られる多年草
いわゆる「野菊」を代表する植物の一つ
茎はまっすぐ、あるいはほかの植物に寄りかかりながら斜めに伸び
地下に細長い地下茎を多数伸ばしてふえていく
葉は卵形から狭卵形が多く 葉の基部はくさび形で ごく短い葉柄がある

シュウメイギク 秋明菊

2020-10-25 | 花辞典








学名      Anemone hupehensis ほか(Hybridも含む)
和名      シュウメイギク(秋明菊)  
その他の名前  キブネギク 秋牡丹
科名       キンポウゲ科
属名      イチリンソウ属(アネモネ属)
   多年草
原産地は中国、台湾

シュウメイギクは、八重咲き種の咲き姿がキクに似ていることから 命名
アネモネの仲間で、英語では ジャパニーズアネモネ(Japanese anemone)
別名の「キブネギク」「キフネギク」は 京都の貴船で多く自生していたことから

ロータスブリムストーン

2020-10-22 | 花辞典






学名:Lotus Hirsutus"Brimsutone"
マメ科ミヤコグサ属
常緑低木
別名:ロータス・ヒルスタス
名前の由来 ブリムストーンが硫黄を意味し、黄色い花を咲かせ硫黄を連想させることから

ロータスブリムストーンは葉と新芽の色のコントラストが美しいのが特徴
カラーリーフにしては耐寒性が非常に強い
環境が悪いと枯れやすく栽培がやや難しい種類



マホニアコンフューサ

2020-10-18 | 花辞典






分類 メギ科 マホニア属
     常緑広葉 低木
学名 Mahonia confusa
別名 コンフーサナンテン/ヤナギバヒイラギナンテン
   ナリヒラヒイラギナンテン/細葉ヒイラギナンテン

数百種類あるというマホニア(ヒイラギナンテン)の園芸品種

17世紀から日本で庭木として使われるヒイラギナンテンと近縁

中国において作出された。

マルバシャリンバイ

2020-10-18 | 花辞典








学名 Rhaphiolepis umbellata 車輪梅
   Rhaphiolepis umbellata var. integerrima 丸葉車輪梅
分類 バラ科 シャリンバイ属
学名 Rhaphiolepis umbellata Rhaphiolepis     
花期 4~5月


葉が枝の上部に密生して互生し、一見輪生状に見えるので『車輪梅』の名がある
葉は卵形、肉厚で光沢があり、縁は裏に向かってそっている
花は5月に咲き、芳香がある。白色の5弁花で、径1~1.5cm、雄しべは20本で赤紫色。果実は球形で冬には黒熟する
東京付近での栽植品には基本種はほとんどなく、単にシャリンバイといってこの変種をさすことが多い
また基本種シャリンバイをタチシャリンバイと呼ぶことも

ザクロ 石榴

2020-10-18 | 花辞典
















学名  Punica granatum
和名  ザクロ 石榴
英名:pomegranate
科名   ミソハギ科
属名  ザクロ属
分類  落葉高木
花期  5~7月
収獲期 10~11月

中東の方から中国を経て日本に渡ってきました



ピラカンサ

2020-10-18 | 花辞典






     千駄木 日医大病院の前の通りにて






黄色(オレンジ)のピラカンサを追加 台東区 金美館通りにて

学名 Pyracantha
和名 トキワサンザシ、タチバナモドキ  その他の名前:ピラカンサス

科名  バラ科
属名 トキワサンザシ属  タチバナモドキ(ピラカンサ)属

和名 常磐山査子
英名 Firethorn
学名 Pyracantha
原産地 中国、ヨーロッパ
開花期 5月~6月

園芸ではそのうち、「タチバナモドキ」「トキワサンザシ」「カザンデマリ(ヒマラヤトキワサンザシ)」の3種を指してピラカンサと呼ぶ

サンゴバナ

2020-10-18 | 花辞典









サンゴバナ (珊瑚花)
マンネンカ  フラミンゴプランツ  ジャコビニア  ウスイロサンゴバナ (薄色珊瑚花)
Brazilian plume flower Brazilian-plume flamingo flower Jacobinia, Water willow

キツネノマゴ科 キツネノマゴ属
Justicia carnea

ブラジル原産
江戸末期に渡来
夏から秋にかけて ピンク色の細長い花が 噴水のような形で咲きます
日向~半日陰で水はけのよい肥沃な土壌を好みます

スカビオーサ スカビオサ マツムシソウ

2020-09-20 | 花辞典






こちらは 切花で仕入れた品種 『モモコ』
ポンポンスカビオーサと呼ばれています(丸い形態の八重)

原産地  ユーラシア、南アフリカ
マツムシソウ  Scabiosa japonica
日本の山野に自生する二年草。晩夏から秋に開花。


スカビオサ・アトロプルプレア(セイヨウマツムシソウ、ピンクッション)Scabiosa atropurpurea
株分かれして次々と花が咲き、開花期も長い。トールダブルミックス、オリンピアミックス、クィスシリーズがある。春咲きタイプ。

スカビオサ・コーカシカ(コーカサスマツムシソウ)Scabiosa caucasica
花径6〜8cmくらい。濃青紫色の‘ファーマ’、鮮青色の‘コンプリメント’、純白の‘アルバ’(‘Perfecta Alba’写真)がある。一年草扱いされるが、株の寿命は比較的長い。四季咲き性がある。

スカビオサ・オクロレウカ  Scabiosa ochroleuca
淡黄色の小輪花が群れ咲き、ナチュラルガーデンに向く。10月から11月に多く開花する。

スカビオサ・ステラータ(ステルンクーゲル) Scabiosa stellata
実の状態で利用される。直径3cmくらいの球状で、ドライフラワーによい。