駄菓子屋学~ほっこり「たかさんち」

元祖子供の居場所を意識したあそびと駄菓子屋「たかさんち」の25年の軌跡とだが活等!

第二章 駄菓子屋目線⑧「びびったり、びびられたり」

2021年09月18日 | 駄菓子屋

 

↑駄菓子屋さんの商品紹介↑

第二章 目線「子どもは元気」平成十八年~十九年時

⑧「びびったり、びびられたり」

○どんな時びびりますか?

?????????????????????????

なぜか小学校を卒業し、中学・高校・大学となると、先輩、後輩という関係が強くなってきます。

小学校時代は、年上であろうが、仲間意識みたいなものの方が強く、同じ子どもという認識なのでしょうか?

中学校に入ると、幼馴染以外の年上は、先輩として意識し、めったに目上に対して敬語を使わない子でも、一つしか違わなくても、きちんと敬語で話すのが不思議です。

私に対してもため口で話していたのに、先輩が入ってきたとたん、態度が急変「こんちは!」の挨拶から始まって、何か聞かれれば、きちんと敬語で答えます。

部活だけでなく、やはり、上級生としての威厳があるのか、大抵の子は、先輩と出会うと、びびります。

店の中でも、ちょっと太い声が外から聞こえてくると、「わっ!誰か先輩かな・・」とあわてて店の外をのぞく子もいます。「今来たらやだな~」などと言いながら、落ち着かない様子で駄菓子をほおばります。

「おれ・・目をつけられているかも・・」などと、びびり発言も。

ところが、今度は、自分より年下の子が店に入ってくると、とたんに「君、何年?」知っている子ならなおさら「おいっ!しっかりサッカーやってるか!」などと、先輩風を吹き、声をかけられた子がびびります。

「さっきまで、先輩にびびってたのに、今度は、下の子をびびらせて・・またくね~」と、声をかけると、照れ笑いをしながら「こんなもんだよ!」と、子ども社会の一面を教えてくれました。

「こんなもんか」と、納得しています。どこか大人社会に一歩近づく現象なのかも・・と思いながら・・ 2006/02/24

👦👧👦👧👦👧👦👧👦👧👦👧👦👧👦👧

『目次〈予定含む〉

いらっしゃい(はじめに)

第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時

第二章 目線「子どもは元気」平成十八年~十九年時

①おごって 

②悪いこと<やばいこと 

③波長?

④大きな成長

⑤先入観

⑥親子

⑦兄弟愛

⑧びびったり、びびられたり 

⑨当たり

⑩悪い子はいない

⑪変身

⑫褒め言葉 

⑬子どもの知恵

⑭何気ない言葉 

⑮心の切り替え場所

第三章 風流「十七文字の子ども達」平成十九年~二十年時

第四章 詩 「子どもの心」随時

第五章 つぶやき「たかさんの声」今

おまけ 子どものつぶやき

またね(おわりに)』

「たかさんち」実践報告書はこちら→駄菓子屋報告書

あそびと駄菓子屋「たかさんち」→ホームページ

たかさんち紹介動画はこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=adhz9X7c0Qs



最新の画像もっと見る