社会福祉法人・自生園

今日は予てより計画していた　自生園に　木藤の旦那とヒロんちの姑ばぁさんの面会に行って来た。

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

こちらは　うちの娘が勤めに行っていた　老人施設の本部で

目のご不自由な　人の施設もある所で

石川県では　一番最初に設立された　施設です。

木藤んちの　旦那さんは　多分　今　この世で私を一番好きでいてくれている人です。

いや　書き方が違うな・・彼が一番好きなのは私である。。

と　木藤が言う！

とにかく　今日も　すっごい喜んでくれて

木藤を・・他の人を見る目と　私を見る目が違い過ぎ。

私から目を離さない。

あっ　木藤の旦那は　まだまだ若い64歳なんですが

会社の定年前から　糖尿から片足切断で・・もう片方も指を切除

そこに加えて脳梗塞を併発し・・木藤は3年間お世話していたんだけど

ケアマネの勧めで　泣きながら旦那を施設にお任せする判断をした。

そう云う　ぶんちゃんの態度を判っていたので

私は彼の好きな　かきもちを焼いて　持ってった。

歯もないのに　ぶんちゃんは　一枚　全部　食べた。。

糖尿なので　一枚だけね。

しかし　施設にいると栄養管理が行き届いていて

ぶんちゃんは　とても顔色も良くて

元気そうで　嬉しかったわ。



そこまでは　いいんだけど・・・

向かいに　座っていた　おばあさんが

「私にも下さい。」って　大声で言うから

ヘルパーさんに「あげていいんですか？」って　聞いたら

「すみません」って　目配せで「ダメ」を表現されたので無視！！

今度は　手を差し出して「私にも　下さい」って

斜め向かいの　おじいちゃんが

「歯磨き　して下さい」　って　ぶんちゃん　歯　ないしぃ！！

その　「歯磨きして下さい」を　何度も言うんで

「○○さん・・お茶　飲みましょうね」って　お茶を渡して

気を逸らせた。　お茶が　ノドを通ると

「歯磨きして下さい」・・もぉ～～何度も　何度も。

ヘルパーさんは　沢山の人のお世話で

ひとりで　座って待てる人は　なるだけ後回しだし　いるし・・じいさん。



この　　おばあさん　今もいるんですけど

この人は　給料あげていいんじゃないの？ってくらい

毎日　お手伝いが出来るのです。

食事前には　みんなの前掛けとコップをテーブルに置きます。

食事が終わったら　洗濯物をたたみます。

タオルや前掛けですけど　きれいに　まじめに　何も言わず

一生懸命　動いてる。


まぁ色んな症状の人がいるけど・・

こう云う　施設があって　本人にも　家族にも　いい。と

見てて　本当に思いますわ。