あるセキュリティ会社に電話をし、セキュリティのことで電話をしました。そのときに応答してくれたのがある中国人の女性でした。
彼女はとても流暢な日本語で応対しくれました。
私が彼女に、君はどうしてそんなに日本語が上手いのですか、日本に来てどのくらい経つのですかと聞くと、
彼女は、日本に来て5年ぐらい経ちます。
日本語は一生懸命勉強しました。
一生懸命勉強しなければこの会社に就職できません。
最初は、日本人の友達を作ってその日本人から日本語を教えてもらい、私はその日本人に中国語を教えました。
私が働いている会社はアメリカの会社で、世界的なセキュリティを行っていますと答えてくれました。
では、君は英語も話せるのかと問いかけると、彼女は、はい、話せますと答えました.
すごいね!でも私がこうして話しているのをパソコンに記録しているんだろ。
そんなに早くパソコンを打つのをどうやって覚えたのかなー。
一生懸命勉強をした。勉強しなければ母国の両親に申し訳ないといっていました。
パソコンを早く上達する方法はないのですかと問いかけると、
彼女は、まずパソコンを毎日触れること、それから考えることが大切ですねと答えました。
でも、パソコンを買ったお店の店員は、パソコンを早く上達するには毎日パソコンを触ること、後は慣れですねー。
外国人が最初は上手く箸を握れないのと一緒で何回も練習すればできるようになるはずだといってたがと問うと、
彼女は、そうかもしれないが、それでは早くパソコンの機能を覚えることは難しいじゃないんですか。
考えることが大切なんですよ。
私の両親は、私が幼いときから、覚える前にまず考えなさいと教えられました。考えることが大切なんですよ。
中国の子供たちはみんな君のように教えられたのかなと問いかけると、
彼女は、皆かどうかは解からないけど私が幼いころ行っていた学校の先生も考えることが大切だと言っていた。
日本の学校では、高校、大学の受験生は考えることよりも覚えることに重点を置いているのだが君はどう思うかねと問いかけると、
彼女は、私にはよくわからないけどそれでは社会に出てあまり役に立たないんじゃないんですかと言っていた。
私は最後に、君は秀才だ!君と結婚すす人は大変だなと言うと、彼女はそんなことはないと笑っていた。
そういえば、10年ぐらい前中国の上海に行く機会があったので、上海のあるクラブバーに数人で入ったのだが、その時の若い女性たちが日本人の私たちを見て日本語を教えてくださいと近寄ってたので日本語を少し教えたのですが、どうしてそんなに日本語が知りたいのかよく分からなかった。
もちろん、私には中国語は解からないので相手方に簡単な中国語を教えてもらって私が簡単な日本語を教えたのですが、どうしてそんなに日本語を知りたいのですかと問いかけると、
日本語を知っていると給料がよくなると言っていた。
彼女たちの必死になって生きようとする力、学ぼうとする力が今の中国の力の原動力となっているのかなあーと、今となって思います。
そうそう、そのクラブバーを出た後、ホテルに帰る途中仲間と離れ離れになって、タクシーで帰ろうとしたのですが、
私の泊まっているホテル名を言ったのですが、タクシーの運転手私の言っていることが分からないみたいで、
タクシーを降り2~3時間その辺をさ迷って、どうしようかと思い、そのクラブバーのことを思い出したので事情を話し、日本語を話せる女性に100元支払い、タクシーを呼んでもらってホテルまで帰った苦い経験をしました。
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