この眺め
意味不明の建造物ではありません
ここ数日に渡り、連続でお伝えしている
竹原の吉名の町で
更に面白い眺めを発見です
一見
意味不明のモニュメントにも見えるこの眺め
実はこれ
「天然塩」を造り出す装置で
昔ながらの製塩設備「枝条架(しじょうか)」というもので
三角の屋根の形をしており、高さ4メートル、幅8メートル、奥行き4メートルの結構巨大なものです
横にある
小さな小屋の中では
NPO法人ネットワーク竹原の方が
大量の薪を焚きながら
天然の塩ができるまでの行程を
見学や体験させていただけます
この仕組みは、ポンプで上部にくみあげた海水を多数の穴から垂らし、
ささを張り巡らせた斜面で水分を蒸発させて塩分濃度を高めていくものです
小さな網でかき混ぜ
じっくりと時間をかけて
アクを取り除く作業を繰り返すことで
甘みのある美味しい「手作り塩」ができるのです