安芸津と言えば「赤土」
安芸津の「赤土」と言えばジャガイモ畑と「煉瓦」
「煉瓦」と言えば
吉名町に残るこの煙突
先月のニュースで
「明治日本の産業革命遺産」について
ユネスコの諮問機関が世界遺産に「記載」すべきと勧告された23の構成資産の中に
この建造物が含まれていなかったことが残念です
10年以上前
辺りは雑草畑の景色だったのに
この辺り
煉瓦の眺めは
煙突だけではありません
海岸を走ると
次々と見えて来る煉瓦の景色
今では数少なくなった煉瓦工場の景色も広がり
下から見つけた驚きの光景で
秘かに写させていただいた無数のレンガ
レンガの山もまた聳えます
安芸津地域には良質な赤土が豊富にあったことで、明治以来、広島県の特産指定を受けレンガ製造業が大きな産業として根付いていたそうです
しかし、第二次世界大戦後からはレンガが建築資材の主役でなくなりはじめ、やがて巨大な煙突を持つ工場も姿を消していきました。
この眺めもまた
広島らしさのひとつだと感じます。