3日目
可動式素体に自作ステンレスバネを追加
1.5時間
累計6.5時間
ポーズを取りながら自立させる方法を発見!
ボールジョイント磁石のみの吸着力だけで、固定ポーズを取ると、球体自体の摩擦力が少ないため、全くと言っていいほど、自由なポーズを取らせる事が不可能であった。
素体の重さに磁力がついていかず、軟体素材のように崩れ、倒れてしまう。
まるで力の抜けた人間みたいであった。
そこで、関節を自由な位置で固定する2種類の方法を考えた。
1.球体ジョイント部分に摩擦力を持たせ固定させる。
2.関節を支える補助的な役割をする部材を組み込む。
1の摩擦力を実現するには、
球体に傷をつけ、摩擦力を発生させればよいが、関節部分は、ニクロムメッキされた鉄、そして相手は磁石。最悪の組み合わせ。完成した頃には、湿気により傷をつけた球体が錆びてしまうであろう・・・。よって却下。
結局、2の補助的な役割をする部材を採用し製作する事にした。
人間の骨は骨だけでは自立しない。それを包み込む筋肉によって、固定されている。
それと同じ考え方。
画像は、
右側の半身は、テープ(緑)で固定してみた。
左半身は、自作ステンレス線スプリングを素体に被せる方法。
素体とスプリングの反発力により、関節が固定され、自由なポーズを取る事が出来た。
スプリングのサイズは、若干大きくなってしまったので、強度が足りないが、本制作ではボールジョイントとほぼ同等のサイズで作ることにした。
それにより、さらなる関節固定強度が実現できるはず。