この本を読んで,改めて感じたことがある.
会社員として生きていく上での正解とは
一体何なんやろうということ.
職務上課せられたノルマをあらゆる手を使ってこなし
こなした先に更に高くなったノルマに追われる.
上司,所属先の意向にあわせて
言われたことを完遂すべく,
そのためには,家族を顧みない.
出世のためには,上司同僚部下の如何を問わず
使えるものは何でも使い,使えないものは切り捨てる.
社内出世をあきらめて
何て思われようと気ままに生きる.
・・・
この本では,会社の存続を揺るがす大きな問題を前に
社内の様々な職種の人間がどう感じ,どう行動するかが
池井戸テイストで描かれており,娯楽小説として秀逸です.
そこに登場する人達の行動やコンプライアンスに対する
判断の仕方が少々古いように感じたり
勧善懲悪なオチや描かれた登場人物達の最後に
小説特有のご都合主義的な雰囲気も感じたりしましたが
そこらへんを差し引いても企業を取り扱った小説として
十二分に読み応えのあるお話でした.
七つの会議
池井戸潤
日本経済新聞出版社
会社員として生きていく上での正解とは
一体何なんやろうということ.
職務上課せられたノルマをあらゆる手を使ってこなし
こなした先に更に高くなったノルマに追われる.
上司,所属先の意向にあわせて
言われたことを完遂すべく,
そのためには,家族を顧みない.
出世のためには,上司同僚部下の如何を問わず
使えるものは何でも使い,使えないものは切り捨てる.
社内出世をあきらめて
何て思われようと気ままに生きる.
・・・
この本では,会社の存続を揺るがす大きな問題を前に
社内の様々な職種の人間がどう感じ,どう行動するかが
池井戸テイストで描かれており,娯楽小説として秀逸です.
そこに登場する人達の行動やコンプライアンスに対する
判断の仕方が少々古いように感じたり
勧善懲悪なオチや描かれた登場人物達の最後に
小説特有のご都合主義的な雰囲気も感じたりしましたが
そこらへんを差し引いても企業を取り扱った小説として
十二分に読み応えのあるお話でした.
七つの会議
池井戸潤
日本経済新聞出版社
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