実業団野球とは,何のために存在するのだろう?
企業の宣伝のため?
それとも?
不況のあおり,ライバル会社の営業攻勢の前に
苦戦を強いられている青島製作所.
その野球部を中心にこの難局を乗り切るために
頑張る人達が描かれる.
厳しい局面に人が立たされた時に
それを乗り切る原動力となるのは
合理性でも損得勘定でもなくて
つまるところ気持ちなんでしょうね.
最後に作中の青島会長の言葉を引用します.
『
会社の数字には、ヒトの数字とモノの数字がある。
仕入れ単価を抑えるといったモノの数字なら
いくら減らしてもかまわん。
だが、解雇を伴うヒトの数字を減らすのなら、
経営者としての“イズム”がいる
』
さて,これを自分の仕事に落とし込んだ場合,
果たして“イズム”のある仕事をしているだろうか?
心をあつくさせてくれた上に,考えさせられる本です.
ルーズヴェルト・ゲーム
池井戸潤
講談社
企業の宣伝のため?
それとも?
不況のあおり,ライバル会社の営業攻勢の前に
苦戦を強いられている青島製作所.
その野球部を中心にこの難局を乗り切るために
頑張る人達が描かれる.
厳しい局面に人が立たされた時に
それを乗り切る原動力となるのは
合理性でも損得勘定でもなくて
つまるところ気持ちなんでしょうね.
最後に作中の青島会長の言葉を引用します.
『
会社の数字には、ヒトの数字とモノの数字がある。
仕入れ単価を抑えるといったモノの数字なら
いくら減らしてもかまわん。
だが、解雇を伴うヒトの数字を減らすのなら、
経営者としての“イズム”がいる
』
さて,これを自分の仕事に落とし込んだ場合,
果たして“イズム”のある仕事をしているだろうか?
心をあつくさせてくれた上に,考えさせられる本です.
ルーズヴェルト・ゲーム
池井戸潤
講談社
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