四年間を終えて

　13日のリーグ最終戦をもちまして、下級生による都大会を除き、一橋大学バスケットボール部の2008年の活動は終了しました。
　
　結果は４部10位(中位２位)となり、目標としていた３部復帰は果たせませんでした。今年は昨年までと異なり、学生が主体となってチーム作りをしてきました。それにもかかわらず、３部復帰を果たせなかったことは、主将としてその責任を痛感しています。しかし、最後の４試合は昇格を決めたチームと比べても遜色のないいいバスケットができました。もちろん、目標を果たせなかった悔しさは残りますが、そのようにシーズンを締めくくれたことはよかったと思います。
　
　うちの部は選手を集めることができません。練習環境もいいとはいえません。その中でも、まじめに、一生懸命に練習に取り組むところが先輩方から受け継いだうちのいいところだと思います。だからこそ長い間関東の中でも比較的上位で戦えるのだと思います。３年生を中心に、来年もいいところは受け継いで、悪いところは変えていいチームを作っていってほしいです。来年の４部もかなり激戦になると思いますが、３部復帰を達成してほしいと思います。

　今リーグ戦をもって僕たち４年生13人は引退となります。おそらく、バスケ部の長い歴史の中でこれだけの人数が最後までやめずに残ったことはないのではないでしょうか。試合に出られる出られないにかかわらず、それぞれが部活に懸けるものがあり、努力していました。これだけの仲間と３部復帰というひとつの目標を共有して部活ができたことは僕にとって大きな財産になると思います。

　主将としても、プレーヤーとしても、チームとしても満足できる結果は出せませんでしたし、後悔は多く残ります。しかし、僕は４年間全力でやってきたということは胸を張っていえます。また、四年間一橋でプレーできて本当に楽しかったし、幸せでした。
　最後になりましたが、ＯＢ、保護者の皆様をはじめ、一橋大学バスケットボール部を支えていただいた多くの方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。

2008年　一橋大学バスケットボール部　主将　横山　彬