社会編はいかがでしたか。
「役に立った」でも「全く役に立たなかった」でも「バスケ部に入部したくなった」でもどんな感想でも待ってます。
ブログのコメント欄でも、インスタでも、ツイッターでも、
受験が終わってからでも、入学してからでも構いません。
何か反応をいただけると広報担当が喜びます。
今回は番外編②です。
担当は社会学部1年の永見くん。
それではどうぞ。
※今回も一部修正を加えております。最近、同期に恐れられいじられることが多いです。
ペン痛
こんにちは、1年の永見です。受験生応援企画、楽しんでいただけていますでしょうか。
受験生の皆さんはもうすぐ共通テストですね。正直、直前期になって来ると、受験生たちの中で実力差というものは誤差レベルでしか無くなって来ると思います。
では、何が明暗を分けるのか。
そう、精神力です。一月になると受験生の皆さんは予期せぬハプニングと邂逅することでしょう。そんな数々のハプニングにも動じずにいられる強靭な精神力が求められます。そこで今回は僕の予期せぬイベント邂逅談をさせていただきます。
ハプニング① テトリス男
僕が通っていた塾には自習室の外にラウンジというスペースがあり、自習室が満席になった時に溢れた人が勉強するために使ったり、夜の軽食を取るために使ったりしていました。そんなラウンジで受験期なのに1人だけ熱心にテトリスをやり続ける男がいました。それも鼻唄を歌いながら。彼はいつもエナジードリンクとハンバーガーをお供にテトリスをしており、視覚・嗅覚・聴覚という3つの方向から集中力を下げてきます。たまに「やべ、しくったぁ」と心の声が漏れるためその度に集中の糸が切れます。
予期せぬ敵の妨害に遭った僕は、一橋模試の数学で6点をマークしてしまいます。長ったらしく足掻いた証明も一蹴され、「この点をAと置く」という文言にしか点は入りませんでした。
おのれテトリス男。
ハプニング② 受験当日
一橋受験当日、緊張であまり眠れなかった僕は眼をギンギンにしてドキドキしながら試験会場に入ります。
「40366、40366… よし、ここか」
とりあえず席に着くと目の前にはあのテトリス男が座っていました。受験番号がテトリス男と連番だったのです。
テトリス男は受験当日になっても変わりません。
一教科目が終わり昼休みになると、みんなが必死で復習をしている中、彼はNBAのハイライトをイヤホンつけて見ていました。「おぉ…やるやん…」と心の声がだいぶ漏れていたので周りの人からチラチラ見られていました。
2教科目が終わり、帰宅する時にはテトリス男の狂人っぷりが発揮されます。
1日目の科目を忘れ、2日目に完全に気持ちをシフトしなければならない中、テトリス男は結構な声量で
「数学3完はしたわ。うん。」と一言。
凍る空気。怪訝そうな顔で彼を見る周りの受験生。空いた口が塞がりませんでした。
普段なら「こいつイキってるな」と流せるような話でしょうが、これは受験当日の話。テトリス男の一言は他の受験生に揺さぶりをかけ、絶望させたに違いありません。多分15人くらいは彼のこの一言で調子が狂い、残念な結果に終わってしまったと言ってもいいでしょう。これを故意でやっていたのだとしたら…考えるだけで恐ろしいです。
結局何が言いたいのかというと、受験は何が起こるかわからないということです。
思わぬハプニングが起こったり、学力が伸び悩んで気持ちが折れることもあるかもしれませんが、自分のペースで後悔のないように頑張ってくださいね。
P.S. ちなみになぜ受験生応援企画に番外編があるのかというと、「入試の点も取れない奴が人権を享受できると思うなよ」という過激派思想をお持ちの1年ラスボス・田邉唯さんに戦力外通告を喰らい、入試点が低いせいで担当科目を持たせてもらえない部員がいるからです。学力ハラスメントですね。
いかがでしたか。
初っ端からペン痛と表現している辺り、永見くんは伝統ある『ペンギン通信』を腹の内では痛々しいブログだと思っているのかもしれませんね。
そして過去の投稿をご覧になれば分かると思いますが、彼は今の所同じ高校出身の同期であるMくんのネタ(ディスり)しか書いていないのです。
今後もMくんネタを書き続けるのでしょうか。
こちらも気になるところです。
前回の日本史編をもちまして、前期入試編は全て終了しました。
今後は後期入試編・番外編③をお送りします。
ぜひご覧ください!
赤×ペンギン×バスケ