こんにちは
一橋体育会バスケ部の広報担当田邉です。
寒さが厳しくなるこの頃、早いもので共通テストまで1ヶ月を切りました・・・
「共通テストもやばいのに、一橋の2次試験なんて解けるわけがない・・・!」
そうした不安を抱える一橋受験生も多いことでしょう。ちょうど一年前、私がまさにそんな状態でした。
まあでも無理はありません。
一橋の入試問題は一癖も二癖もあるのですから・・・!
ということで一年前に受験を経験したペンギンズの部員達が、悩める受験生達の不安を和らげてあげましょう!
題して「一橋受験生応援企画 2023」!!
前置きが長くなりましたが、早速本題に移りたいと思います。
トップバッターは私、社会学部1年の田邉が務めさせていただきます。
担当は英語です。
それでは、行きましょう!
【一橋入試 英語】
○問題傾向
一橋英語の問題は2021年度から大問3つで構成されています。
・大問1 長文読解
1500字を超える長文で、設問は棒線部の説明・和訳・並び替え・適語選択・内容選択など13個。
文章自体は私立入試と比べると語彙・文法レベルは易しいが、とにかく長くてかなりの集中力を要する。問題は本文の内容を理解していればそこまで難しくないと思う。説明問題についても結局は答えとなる部分を和訳すれば良いので、英文和訳がそれなりにできれば大丈夫。
いかに速く、正確に読むかが重要。記述問題の自己採点は現代文と同様に、要素ごとに分けて採点すると良い。
・大問2 英作文
絶妙によく分からない3つの画像からひとつ選択し、それについて100語から140語で描写する問題。“describe it”とあるので写真にある事実以外は書いてはいけないという議論があったが、合格した友人の中にはオリジナルストーリーを書いた人もいたのでそこまで厳密ではないのかもしれない。しかし、真偽は不明なので写真から分かることをひたすら書きまくるのが無難。
ポイントは数をこなして英作文に慣れること。色々な表現の接続詞を覚えておけば、文章が単調になるのを回避しつつ文字数稼ぎにもなる。また、自分だとミスに気づきにくいので、可能であれば他の人に文章を読んでもらった方がいい。
・大問3 リスニング
試験開始50分後から始まり、25分程度続いた(2022年度の場合)。A単語聞き取りとB内容選択の2部構成。音声が2回流れることもあってそこまで難易度は高くないが、確実に得点していきたいところ。Aでは内容はあまり気にせず、単語を聞き取ることだけに集中していた。Bでは全体の内容を理解することを意識していた。この辺は出題形式によって異なるので注意。音声が始まる前に形式の確認、選択肢の内容把握をしておくと良いと思う。
○12月〜本番までにしていたこと
共テ前の1ヶ月は他教科の対策に追われて2次の英語にはあまり手が回らなかった。英語の問題を解くことができない日は朝に軽く英文を音読していた。基本的に解き終わった一橋の過去問を読んでいたが、内容を再理解できるし、集中力や読むスピードが上がった気がするのでオススメ。
共テ後はひたすら過去問を解いていた。とはいえ毎回120分ぶっ通しは時間がかかるし、疲れるので設問ごとに解くことが多かった。2021、2022年度は長文が一つになり長くなったので、その2年分はちゃんと時間を測って解くべき。それ以前の長文は短いけれど、解く価値はあるのでどんどん解き進めていいと思う。
○使っていた教材など
・一橋大の英語 20ヵ年(教学社)
演習・音読用に愛用。
・鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁(KADOKAWA)
学校で買ったので辞書みたいに使っていた。単語や熟語の参考書は、一つに絞ってちゃんとやればどれでも良いと思う。
・mikan(アプリ)
単語帳を開くのが性に合わなかったので、鉄壁の単語帳が収録されているこのアプリを課金して使っていた。始めたのは年末だったので相当焦っていたと思われる。ひたすらぽちぽちするだけでいいので楽。
・新 キムタツの東大英語リスニング(アルク)
一橋英語のリスニング音源がなかったので、リスニングだけこれで対策していた。内容は一橋の問題より難しく長いが、英語に慣れるのに役立った。
○本番の心構え
・時間配分例(120分)
(全体把握)
大問1(45分)
(英作文・リスニング準備)
リスニング(25分程度)
大問1の続き(10分)
英作文(25-30分)
見直し(5-10分)
→長文をリスニングの前に一気に終わらせたかったが、意外と時間がかかってしまった。英作文は確実に得点していきたいので、まとまった時間を取った方がいいと良いと思う。英作文を先に書く派の人もそこそこいる模様。
・その他注意点
英作文で選択した番号と単語数を記入するのを忘れないように!
ざっとまあこんな感じです。
あくまで個人的な意見なので、参考にしつつ自分に合ったやり方を見つけていただきたいです。
何か質問があればお気軽にコメント欄へ。
次は国語編です。お楽しみに!
文責:田邉
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