建築士だからわかる〇〇教えます

電車の電磁波はどうでしょう?【その他のご相談】



私は化学物質や電磁波の影響のない家づくりをしておりますが、家由来のこととは別に暮らしのご相談を受けることもあります。


今日はその中のひとつをご紹介します。
 
ご相談内容は、電車の電磁波について、です。

化学物質や電磁波に敏感な方は、電車の中でも体調を崩されることがあります。

まず、化学物質につきまして。電車内は燃えない素材でつくらなければなりませんので、人工的な素材でつくられています。ですのでまずは人工的な化学物質はでています。
また、ある頻度で消毒液で拭き掃除やシートの除菌などを行います。
その素材自体の化学物質やニオイに加え、清掃による化学物質やニオイで気分が悪くなる方がおられます。
昨今のコロナの影響で消毒液での拭き掃除の頻度も高くなっているようです。
こちらにつきましては窓を開けて外の空気を取り入れる程度しか方法はございません。
あとは活性炭入りのマスクでしょうか。しかし人によりましてはあまり効果がない。また消毒をしたばかりの車両は乗れないというお話を聞きます。

電磁波につきましてはいかがでしょう?

実は首都圏のほとんどの電車が直流電流で走っています。
ですので、電磁波の影響はほとんどないと思われます。

しかし電磁波過敏症の方のお話ですと、出発時や減速時に違和感を感じるという方がおられます。

調べてみますと、電車は先頭や最後尾など運転席のある駆動車、モーターのあるモーター車、それ以外のサービスカーがあるようです。

そしてモーター車では直流電流を一部交流に変換して装置を動かしているそうです。

ですので電車の中で違和感を感じられる方がおられましたら、車両を替え、サービスカーなどに移動してみるというのもひとつかもしれません。

ちなみに新幹線は交流電流で走っておりますので、特に窓際は磁場が高い数値が出る場合があります。
しかしグリーン車はシールドされているのか数値は低い値でした。
これはあくまで手持ちの電磁波測定器で測定した値ですので、参考程度にお考え下さい。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「我が家の電磁波対策」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事