建築士だからわかる〇〇教えます

先日、コメントをいただきまして改めて気づかせていただいたこと


コメントやご質問をいただきますと改めて気づかせていただくことがたくさんあり非常にありがたいと思います。
やはり日々気づかせていただけることに感謝ですね。


さて、私は人工的な化学物質や電磁波の影響のない家づくりをしておりますが、なぜそのような家づくりをしているか?と問われた際に理由は2つあります。

 
【ひとつ】は
いまの家づくりや生活の中で使われている『人工的な化学物質』や『電磁波』は人間や生物が進化の過程で徐々に晒されてきたものではなく、この十数年に急激に、また大量に浴びるようになってしまったことが挙げられます。
 
身体が対応しきれないほどのスピードで世の中に蔓延してしまったのではないかなと思っております。
 
【もう一つ】は
家の中の人工的な化学物質や電磁波は、家にいる限り『24時間』、『365日』浴び続けることになります。
 
化学物質過敏症や電磁波過敏症という疾患がある一定の割合に起こる疾患なのであれば、そしてその他の方にはあまり影響がないと断言できる疾患なのであれば、私の情報は一定の方のみへの有意義な情報ということとなりますが、

15年ほど前に元北里大学の化学物質過敏症外来の宮田先生の講演会などで化学物質過敏症は1%という感触と言われていたことに加え、2016年の東海大学坂部先生の論文には「本邦では、人口の約 7.5%がいわゆる化学物質過敏症対象者であるとする大規模な疫学調査が近年報告されている」との記述がありますことから、この十数年で化学物質過敏症の対象者は何倍にも増えている可能性があります。このパーセンテージがある一定で頭打ちとなるのか、これからも増え続ける可能性があるのか、はいまのところわかりません。
 
加えまして、いままでの経験則で恐縮ですが一度化学物質過敏症や電磁波過敏症を発症してしまいますと、いままでの生活を送ること自体も難しくなってしまう方もおられますことから、私はやはり予防原則に則り「人工的な化学物質」や「電磁波」は極力浴びない暮らしが大切なのではないかな?と考えております。

また実際に化学物質過敏症や電磁波過敏症と診断されていない方の中にも、ホームセンターなど合板や化学物質にさらされる空間に入りますと耳の中が痒くなる、眼が痒くなるなどの症状がある方や人工的な香料の柔軟剤のニオイで気分を害しておられる方が一定数おられることもあり、予備軍も併せて考えますとどのくらいの方が人工的な化学物質や電磁波に影響を受けているのか、正直わかりません。
 
例えば、お子さんの健康のため、ご自身の健康のためには【無農薬の野菜や添加物のない食べ物を食べたい】と考えた場合、それらを選んで食べる、購入することが可能です。
しかし人工的な化学物質や電磁波は目に見えませんので自分たちで選ぶことができません。この空気は人工的な化学物質が含まれていないから呼吸しても大丈夫、この空気は人工的な化学物質が含まれているから吸うのをやめよう、と選択することはできません。

ですので私は人工的な化学物質や電磁波の影響のない家づくりをしております。

改めてこのことに気づかせていただきましたことにとても感謝しております。ありがとうございます。
ぜひお気づきの点、ご相談などございましたらお気軽にメールやお電話をいただけましたら幸いです。もちろんコメント欄でも構いません。
よろしくお願い申し上げます。

ひと・すまい・くらし一級建築士事務所
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