建築士だからわかる〇〇教えます

土地探し講座

土地探しの際には、災害ポータルサイトで当敷地が災害危険区域の範囲内外かの確認、用途地域の確認、地盤や既存不適格の塀など費用が別途発生しうる要因の確認などに注意しましょう、また相談する不動産屋さんについてのお話しなどを以前させていただきました。
加えて土地探しの際に気をつけていただきたい点といたしまして、

【建ぺい率】 敷地面積に対する「建築面積」の割合 建ぺい率50%の土地の場合、100㎡の土地には50㎡以内の建築面積で建てなければなりません。
【容積率】 建物の延べ面積(延床面積)の敷地面積に対する割合 容積率100%の土地の場合、100㎡の土地には100㎡以内の延べ床面積のお家としなければなりません。

という視点があります。

多くの土地は30坪程度のお家が建てられる程度の土地の大きさに区画して販売しているケースが多く、それよりも大きな土地を探される場合は区画する前の土地や都市部からは少々離れた土地を探さなければならない場合もあります。

日本のお家は30坪程度のおうちが多いことから、大きな土地は30坪程度のお家が建てられる土地に分割して販売されるケースがあります。

では、みなさんが建てられたいお家の大きさはどのくらいの大きさが必要なのでしょう?

まずは現在お住まいのお家の大きさを参考にされてください。
またモデルルームに見学に行った際に、そのお家の大きさを確認してみましょう。

その際に注意していただきたい点があります。

ひとつ目は、モデルルームの場合は少々大きめにつくられていることが多いです。また余裕のあるプラスアルファのプランが用意されている場合が多く見受けられます。
洗面室が充実していて、アイロンがかけられる作業スペースがあったり、趣味の部屋が設けられていたり。
お家の面積が大きくなれば、それだけ費用も多くなりますので、自分に必要な大きさを把握するための参考という視点で大きさを確認されることをおススメします。

もうひとつはマンションの場合は、階段室などがございませんので、同じ80㎡、100㎡でも大きさが異なります。
と申しますのもマンションの100㎡と2階建ての100㎡の場合、階段室が必要となりますので、2階建ての100㎡の方が個室にとれる空間が少なくなります。

現在お住まいのお家と比較した際に、マンションにお住まいの場合はお気をつけください。


ひと・すまい・くらし


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