建築士だからわかる〇〇教えます

自分自身につくウソと自分自身を蔑むこと、心の傾向


小さな頃から「ウソはついてはいけません」と教えられます。「嘘はドロボウのはじまり」とも言われます。

一番ついてはいけないウソは『自分自身につくウソ』、『自分自身をいつわるウソ』ではないでしょうか?

心の奥底では、これはこう、ここはこうありたいと願ってもその気持ちをいつわり心とは違った行動をしてしまったり言葉を発したりしてしまう。

自分自身についたウソは自分がわかっています。軽い気持ちでついてしまったとしても自分自身ではわかっているので、なんであんなウソをついてしまったのだろう、と後悔することもあります。

自分には正直でいたいものです。自分の気持ちには正直でいたいものです。


もう一つ。他人からの言葉で傷つくことがあります。できれば言われたくありません。しかしもっと心を痛めつけてしまうことは、自分自身で自分のことを蔑んでしまうことと思います。
「どうせ私なんか」、「私にはムリ」と自分を卑下してしまう。

せめて自分だけは自分のことを褒めたり、肯定してあげたいものです。存外、他人から言われたことは時が経つことで忘れられますが、自分自身が自分の心に言ってしまったこと、想ってしまったことは意外と覚えているものです。そしてその想いは心の傾向として自分自身のことを絶えず蔑み、自分なんかと思う心の癖になってしまうように思います。
 
一般的に言われることではありますが、私が生きてきた中で実感しているふたつのことをお伝えさせていただきました。
 
自分自身にウソはつかない
自分自身を蔑まない


それと先ほどもうひとつ思うことがありました。水は低いところへ流れる。実は電磁波の電場も低いところに流れる傾向がありますが(と少しでも化学物質や電磁波の話を入れてしまうところが私のいけないところですね(笑))、ひとの心も易き方に、簡単な方に、楽な方に流れる傾向にあると思います。これも昔から言われることではありますが、もちろんそれがいけないというわけではありません。ただ心が楽な方に流れる傾向があるということを知って日々を過ごすことと知らずに過ごすことでは違ってくると思うのです。心も水と同じように低い方に流れる。ならば『いまどうしたらよいか』を考えて行動したいと思います。
 
ひと・すまい・くらし一級建築士事務所

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