【我が家の地震対策】
2回にわたり、地震についてお話しさせていただきましたが
1回目は建物の建てられた年が大切という話
2回目は建物のことも大切ですが、その土地、地域に目を向けることも大切という話
をさせていただきました。
今日は木造住宅のつくり方(構造)について、です。
住宅の主な構造としては
①在来工法
②2×4工法(ツーバイフォー工法)
③軽量鉄骨造
④重量鉄骨造
⑤伝統木構造
⑥RC造(鉄筋コンクリート造)
に分類されると思います。
このうち木造は
①②⑤となります。
在来工法は、柱・梁に加え、地震(横の力)に対する耐力として、筋交いを用いる、もしくは
構造用合板を外壁側に用いています。
2×4工法は、2インチ(約5㎝)×4インチ(約10㎝)の材を柱・梁(梁の場合は2×6もしくは2×8が多いです)
として使い、その外壁側に構造用合板を用いています。
伝統木構造は、筋交いの代わりに貫とよばれる横材を用いて地震(横の力)に対応します。
大きな柱や梁の接合部でもたせることもあります。
多くの木造住宅は、在来工法とよばれる建て方で建てられていることと思います。
ご自身のお家がどのようなつくり方でつくられているか、をまず知ること、が地震対策を
する上でとても大切となります。
またこれからお家を建てようと考えている方は、どのようなつくり方がよいか、を総合的
に判断されることがよろしいかと思います。
地震に対してはどの建て方がよいか?どの工務店、どのハウスメーカーがよいか?
温熱環境ではどうか?
室内の空気環境(化学物質)ではどうか?
その他、デザインやアフターメンテなどなど視点により、メリット・デメリットがあります。
それらを総合的に判断することがとても大切です。
次回は地震に対する建て方のもう一つ知っていただきたい考え方として、
耐震、制震、免震の話をさせていただきたいと思います。
最新の画像もっと見る
最近の「我が家の地震対策」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事