2022年3月6日(日)朝日新聞に
京都大学比較認知発達科学の明和政子教授の記事が掲載されておりました。
脳が発達する過程では環境の影響を特に受けやすい「感受性期」という特別な時期があるとのこと。
この時期の環境や経験は生涯もつことになる脳と心の柱となる重要なものとのことです。
米ブラウン大学の報告によると生後3か月から3歳の子どもたちの認知発達平均値が100から78まで低下したとのことです。
よろしければ上記記事をご確認ください。
また大垣市民病院の小児の呼吸の情報には、小児の酸素消費量は成人の2倍以上との情報もあります。つまり小児は呼吸が大切なんですね。
また東京都が発行している「化学物質の子供ガイドライン~室内空気編~」には子どもと大人との比較として、一日の食事量や呼吸量は大人よりも子どもの方が少ないので、体内に入る化学物質の量は大人よりも少量ですが、体重1㎏あたりで比較すると、子どもは大人の2倍近くの化学物質を取り込んでいることになるそうです。
成長期の子どもは、新生児から6歳までに身長は2倍、体重は6倍に成長する
神経系は1歳で大人の25%、6歳で90%が形成されるそうです。
つまり
子どもには「大人より酸素が必要なこと」、「必要な刺激が必要なこと」がわかります。
また化学物質や農薬などの影響は大人よりも子供の方が体重あたりで考えると影響を受けやすいこと、また身長や体重だけでなく神経系も急激に成長するために影響を受ける可能性があることがわかります。
ひとつの情報提供として朝日新聞の記事と東京都の「化学物質の子供ガイドライン~室内空気編~」をお伝えさせていただきます。
ひと・すまい・くらし一級建築士事務
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