以前、マンションにお住まいの奥様より相談がありました。
マンションの電気配線のルートや給水・排水ルートを知りたい。
理由は、血管と同じで給水・排水も詰まることがあると思うし、わかっていれば、リフォームの際に間取りを考える楽しみも増える、とのことでした。
であれば、マンションの場合は、管理組合に実施図面が保管されていると思うこと、所有者ならば閲覧できると思うこと、をお伝えしました。
また戸建てであれば設計事務所や工務店に実施図面が保管されているかもしれません。
私はできれば、電気の配線なども把握して、どのブレーカを落とせば、どの部屋の電気やコンセントの電気が遮断できるか、を把握しておかれることをお勧めします。
そうしますと電磁波の影響を減らすこともできるためです。もちろんブレーカに頼らなくても対処する方法はあります。
それとその奥様からのお話の中で、排水ってお湯を流してもいいの?
という質問をいただきました。
一般的な排水管は塩ビ管が使われていると思います。
塩ビ管の耐熱温度は60~80℃と言われています。
またパイプを接続するための接着剤は種類により耐熱温度も異なります。ですので沸騰したお湯をそのまま排水にながすことは避けましょう。
ちなみに塩ビ管は耐酸性や耐アルカリ性、耐油性はとても良好な材料ではあります。
給水管として塩ビ管を使用することは環境ホルモンの影響が疑われますので使わないことをオススメしています。