エリートツリーという通常の杉や桧よりも成長の早い樹をエリートツリーとして増やしていきましょう、という国の取り組みがあります。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kanbatu/houkokusho/attach/pdf/souseiju2019-7.pdf
確かに植えてから50年60年成長を待たなければならない樹木というものは業として成り立たせることは難しいのかもしれません。
また事業継承という点、子、孫の世代に夢をつないでいくという視点ではなかなか業としては難しい業態ですね。
それが成長が早く20年30年で伐採してお金になるという点は生計も立てやすいですし林業従事者にとりましては福音かもしれません。
しかし成長が早いということは春目と冬目の目が詰んだ樹とはならないように思いますが、その点は強度の点、見た目的にはどうなのでしょう?
資料を見ますと材の剛性は平均以上とのことなので、強度は問題ないのかもしれませんね。
果たしてエリートツリーが林業従事者にとりまして救世主となるのか、また消費者側にとりましても救世主となるのか
やはり使ってみて、その上で時を経ないと結論はでないのかもしれません。
しかしおもしろい取り組みですね。これからも動静を見守っていきたいと思います。
ひと・すまい・くらし一級建築士事務所
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