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判決に関する雑感

きょう、京アニ事件で死刑判決が出ました。

被告は致命的な重傷を負いましたが、医師団の懸命な治療により回復しました。でも、「死」の宣告です。確定すれば、助かったけど死、ということになります。

被告をかばうとか、量刑を非難するとか、そんなつもりはまったくありません。ただ、うかぶのは私が好きなテレビドラマ「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」最終回の主人公のセリフです。

最愛の妹を殺された医師である主人公は、次に大事な人も狙ったものの警察によって被弾された犯人を、緊急手術によって救います。

同僚は「こんなことが意味あるのんですが」とただすと、「わかりません。ただ、いまは一つの命を救えてよかったと思います」と答えます。

被告を回復させた方々はどのような気持ちで治療したのか。そして、きょうの判決をどのように受け止めたのか。聞いてみたい気もしますが、自分が当事者だったら聞かれたくないとも思うかもしれません。


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