fukuoka へ行って若干時間が取れたので前から見たかった、古代エジプト展を鑑賞:大濠公園、福岡市美術館・
BC前3000年続いた驚愕の高度文明の全てであった、平日であったが、館内観覧者多く、特に最長37メートルの『死者の書』は案内板を読むのに最低1分はかかり、無言の内に進むが神秘性も誰も初めて観るもので一ブース毎、少し時間を要する。
この『死者の書』「グリーンフィ―ルド・パピルス」などなどBC前3000年の文明に心を寄せたが、全ての物は、創造神プタハの舌と心臓から生まれた、(言葉・意志)…死から甦る時神の色[黄金色]でなければならない、ツタンカ―メンの面が何故黄金色なのか理解できた。仏教では、死後、三途の川を渡って、極楽浄土で安らかに暮らせる、この下りとこのエジプトは似ているが、我が国には中国から仏教伝来して紀元500~700年ぐらいに仏教が段々と広がるようになった、それより昔印度、パキスタンなどで仏教のもとのようなものが信仰されていたのであろうか?
天秤も実に精巧なつくりであったし、仏教では閻魔さんが地獄にいくか、極楽にいくか、裁判するといわれているが、エジプトではBC前3000年に死後の世界の崇拝と儀式と形が確立されていたように思えた。
イギリスまで行かなくても、このエジプト展を鑑賞できたことは幸運であったし、発掘や時代検証にどれだけの年月をかけて一般に人に
見られるような形にされた関係者に深い敬意と感謝をいたしたく存じます。
新田 昌彰
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