2013/02/18 産経新聞
森本敏前防衛相は18日、東京都内の海上自衛隊幹部学校で開かれた「アジア太平洋諸国海軍大学セミナー」で講演。沖縄県・尖閣諸島について、「日本固有の領土であることに一片の疑いも持っていない」と述べたのに対し、中国海軍の出席者が自国の領有権を主張した。
講演で、森本氏は「日中に領有権問題がないというわが国の公式の立場は国際慣習から見ると難しい解釈だ。政治、外交上の重大な問題の存在は認めるべきではないか」とも述べ、日中間の歩み寄りを促した。
会場にいた中国海軍上級大佐の女性はそれでも、「中国は日本よりも570年前にこの島を見つけた記録がある」と主張。中国側が領有権の根拠とする明代の文書を念頭に発言したとみられるが、森本氏は「中国が領有権を主張し始めたのは1970年代以降だ」と反論した。
森本敏前防衛相は18日、東京都内の海上自衛隊幹部学校で開かれた「アジア太平洋諸国海軍大学セミナー」で講演。沖縄県・尖閣諸島について、「日本固有の領土であることに一片の疑いも持っていない」と述べたのに対し、中国海軍の出席者が自国の領有権を主張した。
講演で、森本氏は「日中に領有権問題がないというわが国の公式の立場は国際慣習から見ると難しい解釈だ。政治、外交上の重大な問題の存在は認めるべきではないか」とも述べ、日中間の歩み寄りを促した。
会場にいた中国海軍上級大佐の女性はそれでも、「中国は日本よりも570年前にこの島を見つけた記録がある」と主張。中国側が領有権の根拠とする明代の文書を念頭に発言したとみられるが、森本氏は「中国が領有権を主張し始めたのは1970年代以降だ」と反論した。
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