藤沢市の湘南海岸公園にある聶耳記念広場に行ってみました。
聶耳は中国の国歌である義勇軍進行曲の作曲者です。
聶耳に関する情報は検索すればたくさん出てきますので省略しま
23歳でした。
僕は長く中国と関わってきましたが、
一昨年の夏のこと、北京の自宅にて、
ニュースでは藤沢市長や駐日中国大使館員をはじめ日中の関係者が
いやはや驚きました。
今まで知らなかったこともそうですが、
もちろん前途ある若者が外国の地で若くして命を落としたことは気
ともかく、帰国したら一度訪ねてみようと思っていました。
今回、それを実行しました。
僕は20台前半の頃にこの近くに住んでいたので、
今やこんな若者でにぎわう風光明媚な場所で、89年前にそんなこ
潮風に当たりながらしばらく海を見つめます。水面がキラキラと眩しく輝いています。
献花台と思しき石の上に、折りたたんだ新聞紙と10円硬貨が7枚並んでいました
新聞の余白には中国語で「新聞2部を買うために7枚の銅板」
これはどういう意味があるのでしょうか。
調べてみたところ、1933年に聶耳が作曲した「
当時の新聞売りの貧しさを表現した曲で、80年代や90年代生ま
おそらく在留中国人が供えたのでしょう。
石碑はビニールで覆われています。
日本ではほとんど知られていないけれども、
この広場もその一つです。
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